お米の赤ちゃん
今日、ともぴーたち年長さんは、岐阜農林高校まで田植えをしに行った。ともぴーたちの幼稚園では、年長さんたちだけだけど、数年前から高校の田んぼの一角を借りて、先生や高校の生徒さんたちに指導してもらいながら田植えをしている。そして、秋には実ったお米を収穫して、お餅つきをしている。去年、写真担当で同行したわたしは、「これは年中さんの分、こっちは年少さんの分。先生や運転手さんの分も植えなきゃ」とどろんこになりながらがんばっている姿を見てきた(ともぴーが言うには、今年は役員さんではなく、先生が撮影をしていたらしい)。わたしたちの家の周りには田んぼが多いけれど、最近は機械化されているから、おうちが農業をやっている子でも、手で植えた経験はほとんどない。手や足でどろを感じたり、自分たちの食べるお米がこんなに小さな苗からできるのだと言うことを教えてもらうのは、子どもたちにとって貴重な体験だろう。そして、普段小さい子たちに教えるような環境にない生徒さんたちにとっても、幼稚園児の世話をするというのはまた貴重な体験なのかもしれない。下を向いて一生懸命がんばっている姿ばかりで、いい写真はほとんど撮れない行事だったけれど、一般の親御さんはついて行けないのだから、いい物を見させてもらったという思いだった。去年どんな感じか見ているだけに、帰ってきたともぴーが「楽しかった」と言うのもよくわかる。「お米の赤ちゃんが大きくなるの、楽しみだ~」と言っていたけど、ちょっとバテ気味。暑い中お疲れさんだったね。
さて、お米が育つところを見るのにとってもいい絵本があるから、今日はそれを紹介しようと思う。「さみしくなかったよ
」という絵本だ。たらたら山に住んでいるきつねくんとくまくんはとても仲良し。何をするのも一緒だった。ところが、田植えの準備をしている最中、町に住んでいるくまくんのお母さんが病気になったという知らせが届いた。くまくんは、田植えを前に看病に行かなければならなくなった。しばらくは帰ってこられない。1人で田んぼの世話をすることになったきつねくんは、田んぼを見ながらちょっといいことを考えついた。田植えを済ませ夏を迎えると、ぐんぐんと大きく育った稲には花が咲く。でも、葉っぱに虫が付いたり、嵐が来たり、大変なこともたくさんあった。他の動物の助けも借りながら、何とか無事に稲を守り切ったきつねくん。実りの秋を迎え、稲穂が頭を垂れる頃、やっとくまくんが帰ってきた。「ひとりで大変だったでしょ」と言うくまくんに、きつねくんは「ううん、平気。だって、ひとりじゃなかったから」と田んぼを指さす。そこには、稲で描かれたくまくんの顔があった。
とっても素敵なストーリーとともに、お米ができるまでも一緒に学ぶことができるこの絵本。作者のつちだよしはるさんが、山形県櫛引町たらのきだいという集落で実際にされている「あ~あ~森のひびき・たんぼのお絵かき」というイベントを題材に描かれたものだ。HPの写真を見たらわかるとおり、絵は紫稲で描かれている。ともぴーたちのは、こんなにすごい仕掛けはないけれど、収穫が待ち遠しいのはきっと同じ。今年も巨大なかかし、作るのかな? お世話のほとんどは高校のお兄さんお姉さんにお任せだけど、おいしいお米が実るといいね。
著者:つちだよしはる PHP研究所
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コメント
そうなのよ~!
今年は細かい行事は、園で撮っていただけるのよ^^ありがたいです。
今日は、一緒にお風呂に入ったら足の爪の中とかが、土で真っ黒になってたわ・・・
頑張って来たんだね~♪
投稿: カイリ | 2007年6月11日 (月) 22時26分
へぇ~、そうなんだ。
じゃあ、去年のはある意味役得だったのね。
忙しかったけれど、他のお母さんたちの見られない部分を見てきたわけだから。
ともぴーの話だと、今年の田んぼは意外と固めで、足を取られることなく楽に植えられたらしいよ。
苗は3本ずつ植えたとか、お世話をしてくれたのはお姉さんだったとか、そんな話もたくさんしていた。
りくちゃんは、どう?
投稿: ともぴーママ | 2007年6月12日 (火) 00時25分