今年のシンデレラソングは……

 毎年この時期に発表されるオリコンランチャートには、急激にランクアップする曲が何曲か含まれている。そう、紅白効果でランクアップする、いわゆるシンデレラソングがね。07年秋山雅史さんの「千の風になって」、08年すぎもとまさとさんの「吾亦紅」がそれだった。「さて、今年はどうなるのかな?」と、昨年末も例年通り紅白を見て過ごしたわたしは一生懸命予想したよ。秋元順子さんの「愛のままで……」、木山裕策さんの「home」、アンジェラ・アキさんの「手紙~拝啓、十五の君へ」……視聴者の年齢層が高いことを考えてもこの辺だろうと思ってたんだけど、みなさんの予想はどうだった? 結局、ふたを開けてみれば秋元順子さんの「愛のままで……」が今回のシンデレラソングだったね。1月12日付けのオリコンシングルチャート3位にランクイン(まだ、1月12日が来ていないのに、1月12日付けなんだよね……coldsweats01)してた。

 この秋元順子さん。年齢が61歳7ヶ月だそうだから、それまで小田和正さんが持っていた最年長トップ3入りの記録(59歳11ヶ月)を大幅に更新。しかも、女性歌手が歌う演歌・歌謡曲がトップ3入りするのも瀬川瑛子さんの「命くれない」以来、21年ぶりということだから、すごい快挙なんだね。ご本人もビックリされたんじゃないかな?

 もちろん、わたしが予想していた「home」や「手紙」もランクアップしていたし、半年前に行われた北京五輪のテーマソングだったミスター・チルドレンの「GIFT」や、今回の紅白で歌手別最高視聴率を記録した羞恥心の各シングルや、アラジンの「陽は、また昇る」も大幅アップで100位以内に返り咲いていたよ。

 まあ、「視聴率が下がった」とたたかれてはいるけど、40%~50%の視聴率はたたき出しているんだからね。やっぱり、出ると出ないでは大違いなんだろうな。特に、演歌や歌謡曲を歌っている歌手の人にとってはね。「たかが紅白、されど紅白」、今年も感じさせてもらったよ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ちょっと素敵なカバーアルバム

 かなりメジャーなミュージシャンが歌っているカバーアルバム、ここ数年たくさんリリースされているよね。人それぞれ好みがあるし、元のミュージシャンのファンからしてみると「何か違うangrysign01」と違和感を感じる部分があるかもしれないけれど、違う声、違う歌い方をされることで新たな魅力が引き出される曲も少なくない。春だったかな? 夏だったかな? 実家に徳永英明さんの「ヴォーカリスト BOX 」が置かれていてね。そう、あのメガヒットを記録したカバーアルバムの1~3とDVDがセットになったやつ。

 この手のCDだからてっきり弟のだと思ってたら、実は母のだったんで超ビックリcoldsweats01(まあ、弟からのプレゼントだったらしいけどね)。でも、聴かせてもらったら納得だったよ。確かにオリジナルとは別の魅力があった。やっぱり、カバー曲でアルバムを売ろうと思ったら、声に特徴がある人か、歌い方が魅力的な人か、歌唱力がある人。これは必要な条件だろうね。

 わたしの最近のお気に入りカバーアルバムは下の2つ。

 1つはスターダストレビューの「ALWAYS」というアルバム。スタレビといえば、アカペラも魅力の1つ。素敵なコーラスグループだよね。

 このアルバムに収録されているのはセルフカバーを含む全9曲。1.トワイライト・アヴェニュー、2.あの娘のラブレター、3.水曜日の午後、4.LADY PINK PANTHER、5.夏の陽、6.オリビアを聴きながら、7.翳りゆく部屋、8.思い出は歌になった、9.夢伝説(2008年新録)というラインナップだよ。リードボーカルの根本要さんが独特なハスキーボイスをしているんだけど、他のメンバーの声とうまいことマッチしているんだよね。絶妙なハーモニーで、素敵なアルバムに仕上がっているよ。楽天ブックスでは視聴できるようになっていたから、もし興味のある人は上のジャケット写真をクリックして聴きに行ってみてね。

 もう1つは、稲垣潤一さんの「男と女 -TWO HEARTS TWO VOICES-」というアルバム。先月の19日にリリースされたばかりのアルバムだよ。

 あの独特なハイトーンボイス稲垣潤一さんが、いろいろな女性ボーカリストデュエットする形で11曲をカバーしているの。デュエット相手の女性ボーカリスト陣は、松浦亜弥YU-KI(from TRF)、露崎春女高橋洋子大貫妙子山本潤子太田裕美辛島美登里小柳ゆき白鳥英美子WITH白鳥マイカ中森明菜(以上敬称略)とかなり個性的な面々。稲垣潤一さんの声に負けない魅力的な声の持ち主が揃っている。しかも収録曲が1.Hello,my friend、2.悲しみがとまらない、3.あなたに逢いたくて ~Missing You~、4.PIECE OF MY WISH、5.セカンド・ラブ、6.サイレント・イヴ、7.あの日にかえりたい、8.人生の扉、9.木綿のハンカチーフ、10.秋の気配、11.ドラマティック・レインとけっこう豪華なラインナップ。オリジナル曲とはひと味もふた味も違った魅力で、艶っぽい大人のアルバムになっているよ。よかったら聴いてみてね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

自作の歌を売り込むチャンス!

 『Music Tree 』って知ってる? 株式会社USENが手がけている音楽サービスnotesの1つでね、自作のオリジナル楽曲を販売noteしつつエコ活動cloverもできてしまうシステムなんだよ。で、そのシステムの概要は以下の通り。↓

oneアーティストは自作の楽曲を『Music Tree 』を通して販売することができる。

two楽曲が1曲売れると、アーティスト印税が受け取れるとともに、「more trees」をはじめとするエコ活動団体に10円が寄付される。

threeリスナーが『Music Tree 』で配信されている楽曲をダウンロード購入すると、そのたびに「more trees」をはじめとするエコ活動団体に10円を寄付できる。

 つまり、自分のオリジナル楽曲をネットで販売しつつチャリティーにも参加できるという画期的なシステムなわけ。ちなみに、「more trees」というのは「音楽の力で森を増やそうbud」という活動をしている団体で、代表はあの世界的ミュージシャン「坂本龍一氏」なんだよ。

 参加できるアーティストの条件は、日本在住心から音楽を愛している人でさえあれば、プロアマ問わずなんだってよ。しかも毎月ダウンロード売り上げの上位者crownや、スポンサーの目に止まったアーティストshineに対して、様々な特典が用意されている。中でも有線放送賞はスゴイすごいよ。だって、商品が有線放送リクエスト登録cdなんだもの。オリジナル楽曲を持っているアマチュアミュージシャンインディーズアーティストにとってはこれって大きなチャンスなんじゃない? 

 エントリー第4弾もうすぐ締め切り2008年11月30日までだよ。「我こそはsign01」っていうアーティストはぜひ名乗りを上げてみてね。  

ミュージシャンたち、準備はOK?【Music Tree】  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ミッキーだらけ

 これまでも度々紹介してきたiriver直販サイト「アイリバー eストア」のミッキー型音楽プレーヤー『Mplayermusic。↓

iriver×Disneyコラボ「Mplayer」10色新登場!

 大きさ約3㎝重さわずか18gというコンパクトなボディーながら、容量は1GBもあるから、240曲も収録できて、連続9時間も再生できちゃうnotes(と、カタログでは言っている。実際に確かめたことはないけど)。価格は税込み7,980円。……なんだけど、今はクリスマス前iriverのマルトク(得)ポッキリセットとして、Mplayer本体スピーカーACアダプターディズニープニプニストラップの4点がセットになって税込み8,000円happy02で販売されているsign03 超お得でしょhappy01。……でもね、残念ながら、この価格は12月1日まで。で、それを過ぎたら通常価格の11,660円になっちゃうwobbly。「クリスマスプレゼントpresentに」って考えている人は、早めにGetしといてねwink

 更に、このブログでも度々紹介しているスワロフスキーで装飾されたMplayer=通称「キラキラ☆ミッキーshine」にも、つい先日新しいデザインのものが登場したから、それも紹介しておこうね。↓

ミッキー型音楽プレーヤー「Mplayer」にスワロフスキー社製クリスタライズを使用したシリーズ第5弾。

 価格は税・送料込み14,800円。今回は上の6タイプが発売になったんだけど、もちろんアイリバー eストアでなら、以前に発売されたタイプのものも手に入るよ。キラキラ好きheart02の人はぜひチェックしてみてね(2007年12月21日の「キラキラ☆ミッキー」、2008年1月29日の「キラキラ☆ミッキー、再び」、4月14日の「今度はカラフル」も参照してみて)。

 って、今回の情報はこれだけじゃないんだよ。クリスマス前だもんね。更に更に、ABISTEとのキラキラコラボ企画shineなんてものもあるsign03 ABISTEハートスワロフスキーネックレスheart01(ゴールドorシルバー)とMplayerスワロフスキーモデルshine(25タイプのうち好きなもの1つ)とイアホンmusicの3点セットが税・送料込み18,800円(通常価格は20,050円)。キラキラを極めたい人は、こっちの方がいいかもね。↓

iconicon

 他にも、迷彩柄のミッキーとか、スワロフスキーを使った他のタイプの音楽プレーヤーとか、他では買えない☆iriver eストアオリジナル企画商品がたくさんあるから、興味のある人はアイリバー eストアを覗いてみてね。

iriver直営「アイリバー・eストア」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

こんどはアラジン

 最近のヘキサゴン、スゴイね。ホントにスゴイのは島田紳助なんだろうけど。ひところの小室哲哉つんく♂みたいだよね。いや、ターゲットが若い男の子だけじゃないから、最盛期の欽ちゃんに近いかな? あの売り出し方は。

 去年、里田まい、スザンヌ、木下優樹菜おバカ3人娘PABO(パボ。韓国語でおバカさんという意味らしい)として売り出した時にはそれほどスゴイとは思わなかったんだけど(彼女たちは元々がアイドルだもんね)、おバカ三銃士(イケメン三銃士って言わなきゃ怒られるかな?)のつるの剛士、上地雄輔、野久保直樹の3人を羞恥心として売り出したときは「へぇ~、やるやん」と思ってしまったよ。ユニット名や歌のタイトルが情けないのに、曲の作りが真剣だったんだもの。「売りに行ってるな」って感じた。でも、すぐに2曲目の「泣かないで」が出ることになったでしょ。更にアイドル路線を意識した作りになってたから、それがどう影響するのかな? と心配だったんだけど、これが予想以上に売れたのね。ビックリ。あんまり好調だから、このままこの3人のユニットで突っ走るのかな? と思いきや、今度は羞恥心とPABOを合体させて「アラジン」だって!! ヘキサゴンの番組内でお披露目してた。タイトルは「陽は、また昇る」。歌の内容はサラリーマンの応援歌って感じ。まさかこういった方向で曲を作ってくるとは思ってなかった。恐れ入りましたcoldsweats01

 でも……アラジンって聞くと、作曲の高原兄(たかはらけい)がその昔組んでいたユニット(……バンド? あのころはユニットなんて言い方する人いなかったね)を思い出しちゃう。「朝もはよからヘアーの乱れをせっせとせっせと整える……」って完全無欠のロックンローラーだったっけ。これを思い出しちゃうなんて……年バレるcoldsweats01

羞恥心 - 羞恥心 - Single - 羞恥心 羞恥心(羞恥心)

羞恥心 - 泣かないで - Single - 泣かないで 泣かないで(羞恥心)

アラジン - 完全無欠のロックンローラー Single - 完全無欠のロックンローラー 完全無欠のロックンローラー(アラジン)

| | コメント (0) | トラックバック (2)

音と遊ぶ人たち

 子どもの頃、うちのおもちゃ箱の中には楽器が多かった。父がピアノの調律師で、楽器会社に勤めていたからかもしれない。タンバリンカスタネットマラカス木琴ハーモニカおもちゃのピアノいろいろな楽器が入っていた。もちろん、父の仕事道具だった本物のピアノもあった……あっ、これはおもちゃ箱の中には入っていなかったけどね。様々な音と遊んだ子どもの頃。音楽家になることはなかったけれど、いい環境を与えてもらったからね。音感だけは人並み以上に育ったと思う。

 わたしみたいなただの音楽好き主婦の子ども時代がこんななんだから、一流ミュージシャンの子ども時代はもっと音に囲まれていたに違いない……そう勝手に想像していたわたし。さっきレビューブログから紹介してもらったヤマハWebサイト『音遊人(みゅーじん)』を見に行ってみた。

 音と遊ぶ人と書いて『みゅーじん』というサイト。TV東京系やBSジャパンで同名の番組がオンエアされているから、そっちを知ってる人の方が多いかな? わたしも含めて。わたしがこのサイトを見に行った時は、スペシャルインタビューとして日本を代表するジャズピアニストの小曽根真さんやクラシック界のピアノの王子様清塚信也さんの幼少時代から今に至る話が紹介されていた。記事を読んでみると、わたしが想像した通り、お2人とも音に囲まれた幼少時代を送っていた。でも、それはある面、凡人が置かれたら音を楽しむ音楽ではなく、音を苦しむ音が苦になっていたかもしれない過酷な環境でもあった。彼らは音と遊び、音を楽しみ続けられたから真の音楽家になれたのかな? そういった意味では、プロの音楽家はみんな音と遊ぶ人=みゅーじんなのかもしれないね。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

お宝だよ~!

 ともぴーの誕生日birthday今月。だから、先月くらいから誕生日のプレゼントpresentをあれこれとリクエストし始めた。「あれ」とか「これ」とかではなく「あれこれcoldsweats01

 最初、ともぴーはこんなCDを欲しがっていた。↓

TVサイズ!特撮ヒーロー主題歌大全 1966-1976

 昭和40年代のヒーローの歌ばかり100曲も入っているCDを欲しがるなんて、まったく変な6歳児だよeye。ところが昨日、新しくできたレンタルショップに行ったら、上のCDだけでなく、こんなお宝も発見しちゃったsweat01 ともぴーは「お母さんすごいよ。お宝dollarいっぱいだよ!」と大興奮。↓

特撮ヒーロー主題歌・挿入歌大全集1

スーパーヒーロークロニクル 特撮ヒーロー主題歌・挿入歌大全集II

特撮ヒーロー主題歌・挿入歌大全集3

 で、ど~んとまとめて借りてきた。あれっ? ともぴー、「品揃えを調べに行くだけだからさぁ」って言ってなかったっけ? こりゃあ、ともぴーにしてやられたなdelicious 。

 ところで、一昨年の夏、パパの実家で昔のレコードがたくさん見つかって、そのレコードはともぴーのお宝になっているという記事を書いたんだけど、覚えている人いるかな? 上のCDの中にはそのときの歌がかなりたくさん入っていてね、ともぴーはタワーレコードの試聴を利用して、これらのCDを頻繁に聴いていたんだよ。もちろん試聴だから、途中でフェイドアウトするんだけどね。どれもこれも懐かしの歌ばかり(わたしにとっては古すぎて懐かしくないものもある)。ちょっと聴いてみたい人は、上の写真をクリック。タダで聴きに行けるよ

 借りてきたこのお宝CDたちを何度も繰り返し聴いているともぴー。じゃあ、今回の誕生日プレゼントはCDじゃないものになるのかな? ……と思っていたら、「この続きのCDがあるから、プレゼントはそれにして」だって。↓

TVサイズ!特撮ヒーロー主題歌大全 1976-2003

 こりゃまた新しいような、古いような微妙なCDだなあ……coldsweats01

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今度はカラフル

 これまでに何度か紹介したiriverのミッキー型デジタルオーディオプレーヤーMplayer。昨年12月21日の「キラキラ☆ミッキー」、1月29日「キラキラ☆ミッキー再び」で紹介したのは、スワロフスキーモデルだったけど、今回はカラフルさで勝負10の新色登場で、新価格7,980円……おっ、安くなってるじゃん!↓。

iriver×Disneyコラボ「Mplayer」10色新登場!

 以前からのカラーも5色あるから、全15色のラインナップになるのかな? 

iriver×Disneyコラボ音楽プレーヤー「Mplayer」登場!

 ついでに、スワロフスキーにも第3弾モデルが登場。更にゴージャスなデザインになった。価格もちょっぴりリッチな14,800円

iriver×Disney×スワロフスキーのトリプルコラボ音楽プレーヤー第3弾!

 そう言えば、Mplayer用にはこんなアクセサリーもあったっけ。知ってた?↓

Mplayer用リボン&帽子

 かわいいでしょ。

クチコミblogランキング TREview

| | コメント (0) | トラックバック (0)

モンゴルの響き

 ともぴーの通っている幼稚園は今年40周年。今日は、羽島市文化センター(幼稚園があるのは羽島市じゃないんだけど)で40周年の記念式典とお祝いのコンサートが開かれた。もちろん、わたしもともぴーを連れて朝から参加してきたよ。

 この1年は40周年という節目の年だったから、記念の行事がいろいろと執り行われた。例えば、昨年10月11日の記事「アフリカの調べ」の中に書いた「アフリカンダンス&ドラムコンサート」もそんな行事の1つ。おかげでともぴーたち年長さんは度々大きな舞台の上に上げてもらうこととなった

 式は仏教系の幼稚園らしく仏式で進められた。園児の代表が舞台にあがり、献灯献花お焼香をしたのだけど、みんな幼稚園児とは思えないくらいしっかりとこなしていたのでビックリさせられた。

 約1時間ほどの式が終わると、10分ほどの休憩をはさんでお祝いのコンサートが始まった。まず、前半は「モンゴル国立民族歌舞団の選抜メンバー4人による民族楽器の演奏リンベという名前の横笛(鼻で息を吸いながら、一曲を一息で吹き切るといった特殊な演奏を聴かせてもらった)、ホーチルと呼ばれる二鼓(中国の二鼓の元になった楽器。昔は胴の部分に羊の皮が貼られていたそうだけど、現在は蛇皮が用いられている。弓は馬のしっぽの毛だそうだ)、ヤタクという21弦の琴(形は日本の琴と同じだけど、片端を斜めに持ち上げて演奏する。日本の琴は爪を付けて演奏するけれど、モンゴルのヤタクは爪を付けず、指で奏でていた)、ヨーチンという名前の弦楽器(台形の木の箱に150本もの弦が張られている。それをバチで叩いて演奏していた)、それぞれの楽器の特性を活かした曲を聴かせてくれた。もの悲しい音色は、モンゴルの大草原を吹き抜ける風を感じさせてくれる。中でも、「スーホの白い馬」で有名な馬頭琴を弾きながらのホーミー(一人で歌う二重唱)はすばらしかった(ホーミーと言えば、かなり以前、まだ鉄腕DASHが深夜枠だったころに城島くんが挑戦していたのを見たことくらいしかなかったからね)。モンゴルの民族音楽だけでなく、「さんぽ」や「浜辺の歌」といった日本の曲も演奏してくれたので、子どもたちも興味深げに聴いていた。感心、感心。。。

 後半はモンゴルの歌姫オユンナさんの歌。優しく澄んだ声で「天の子守歌」や「ヒロシマの少女の折鶴」など数曲を歌い、その後、舞台に上がったともぴーたち年長児と一緒に「千の風になって」「わたしと小鳥とすずと」そして園歌の3曲を歌ってくれた。とってもいいコンサートだったよ。

 ただ、残念なことに、民族音楽という性質上同じような曲調のものが多かったためか、後半は父兄の中にも飽きていた人がいた。子どもたちが静かに聞いているのに、親がざわざわしてるのは、ちょっとね……。更に、式典にもかかわらず、帽子をかぶったままの父兄が数人いたのも気になったよ。……わたしって古い?

 アジアの民族音楽に興味があるわたしとしては、今日のコンサートを無料で聴けたことは本当にありがたかった。ホーミーと馬頭琴の演奏はしっかりビデオに撮って来ちゃったしね。ともぴーも音楽が好きなので、終わった後、「馬頭琴、よかったね」「オユンナさんと一緒に歌ってきたよ!」と興奮気味に話してくれた。確かに、10年に1度しか開かれない式典だものね。その式典に参加できたこと、しかもその年に年長さんとして舞台に上がれたことは、ラッキーだったとしか言いようがない。楽しかったね、ともぴー。

スーホの白い馬

作・大塚勇三 絵・赤羽末吉 福音館書店

遊牧民たちの祝宴ホーミー、オルティンドー、馬頭琴。モンゴルの伝統音楽が遂にビデオ化!モンゴル国立歌舞団ビデオ 遊牧民たちの祝宴ホーミー、オルティンドー、馬頭琴。モンゴルの伝統音楽が遂にビデオ化!モンゴル国立歌舞団ビデオ

販売元:音和生活〜my style music〜
楽天市場で詳細を確認する

音の世界遺産 モンゴルの器楽 音の世界遺産 モンゴルの器楽
販売元:イーベストCD・DVD館
イーベストCD・DVD館で詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

キラキラ☆ミッキー再び

 昨年12月21日の記事「キラキラ☆ミッキー」で紹介した、iriver(アイリバー)のミッキー型プレーヤーMplayer。その記事の中で、わたしはオンラインショップ限定の「スワロフスキーモデル」のことを「キラキラ☆ミッキー」と呼んで紹介していた。あの記事を書いた時点では耳の部分スワロフスキーをあしらったものが全5種類限定500台で売り出されていたのだけど、あれから1ヶ月以上経った今は、若干モデルチェンジしてこんな風になっている。↓

耳がスワロフスキーのミッキー!iriver×Disney×スワロフスキーのトリプルコラボ

 今回のはバレンタインデー&ホワイトデーモデルだそうだ。全部で10種類。それぞれこんな感じになっている。↓

 あれ? 下から3番目のやつ。「ピンクバレンタイン」じゃなくて「シルバーバレンタイン」だわ。でも、画像自体に字が入っちゃってるからこっちでは直せないや。まあ、これ、どう見てもピンクじゃないし、放っておいてもわかるよね。

 それにしてもiriver。今年はねずみ年だから、バレンタインデーホワイトデーも「ミッキーで勝負だ!」ってことなのかな? でも、男の人がもらうんだったら、キラキラじゃない方が喜ぶかもしれないね。もし、わたしがこの中から1つもらえるんだったら「ブラックホワイトデー」を選ぶ……って、まず安いチョコのお返しにはもらえないと思うけどね。

クチコミblogランキング TREview

| | コメント (0) | トラックバック (3)

マニアックなお年玉

 みなさま、あけましておめでとうございます子年を最初から寝年にしてしまった病み上がりのともぴーママです。みなさまはよいお正月をお迎えでしょうか? ここ数日、病院に行く以外は外に出られなかったわたしですが、今日は平熱に下がったので、初詣にでも出掛けようかと思っています。みなさまはもう初詣に行かれましたか? 関東なら明治神宮成田山新勝寺川崎大師、浅草の浅草寺、関西なら京都伏見のお稲荷さんや大阪の住吉大社、陣内智則&藤原紀香の挙式で全国区になった神戸の生田神社、中部地方なら名古屋の熱田神宮大須観音、九州なら福岡の太宰府天満宮といったところが人気でしょうか? 人がたくさん集まるところは出店もたくさんあって楽しそうなんですが、まだ病み上がりの身。あまり混まない実家近くの塩田八幡にでも行こうと思っています。

 ところで、お年玉。お孫さんや甥っ子姪っ子がたくさんいる人は大変な出費だったでしょうね。子どもたちにとっては、うれしいお正月ですが、大人にとってはちょいと大変です。うちのともぴーも当然のようにお年玉をもらっておりました。特に、毎年わたしの弟(ともぴーから見ればおじさん)からは現金ではなく品物をもらうので、年末になにやらリクエストをしておりました。で、元日の昨日、こんな物をもらっていました↓

テレビまんが主題歌のあゆみ

続・テレビまんが主題歌のあゆみ

 上のCDには、わたしの生まれる前の物もたくさん入っています。だから、6歳の幼稚園児がこれを欲しがるなんて……と正直思います。でも、あのころの歌は覚え易いんでしょうね。わたしが懐かしいのは続の方なんですが……(こう書くと年がバレますねえ)。ついでに、ともぴーは弟が10年以上前に買ったこんなCDも譲ってもらっていました↓

続・テレビまんが懐かしのB面コレクション

 2人の年の差30歳以上。同じように懐かしがっているのが不思議です。もらったCDは発売当初のもので、歌詞カードの絵にちょっとした間違いがあるレア物。今年も初っぱなからマニアックな世界に入ってしまったともぴー。ちょっと心配になってしまう母でありました。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

キラキラ☆ミッキー

 最近は携帯のデジタルオーディオプレーヤーがいろいろとあるよね。わたしが学生のころはまだウォークマン(カセットテープのやつだよ)が主流だったから、今どきの軽くておしゃれなやつが、ホントうらやましい。今の主流はiPodかな? それとも、携帯でダウンロードかな? でも、わたしはちょっとこれが気になってるんだよね。↓

iriver×Disneyコラボ「Mplayer」登場!

 そう、iriver(アイリバー)のミッキー型プレーヤーMplayerってやつ。本体のサイズがピンポン球くらいの大きさしかないの。だから、長めのストラップで首から下げたり、携帯やかばんに下げたりして、アクセサリー感覚で使うことができるんだよね。操作も簡単で、ただ耳を回すだけ。でも、左右の耳をどう回すかによって、いろいろなことができるすぐれもの。重さはわずか18グラム。その割に、1GB連続再生9時間というから、バカにしたもんじゃない。値段も9,980円とお手頃だから、ちょっと持ってみようかな? って気持ちにさせられちゃうんだよね。で、iriver直営ショップ「iriver eストア」を覗きに行ってみたら、そこにはeストア限定モデルっていうのがあった! 例えば、限定色

Mplayerシルバー

 これは、eストアだけの限定色。いちばん上のバナーはeストアのバナーだから、当たり前のように他の色と一緒に並んじゃってるけど、他では手に入らない代物。「シルバーか……光ってるなあ。。。」って思って見ていたら、更にこんなスゴイのを発見! デコ電みたいにキラキラだ~

iriver eストア限定☆ミッキー型音楽プレヤーからスワロフスキーモデル登場!

 ますますアクセサリー化している! ちなみに、スワロフスキーってオーストリアのクリスタルガラス製造会社の名前だよ。元々はシャンデリアパーツとか、工芸品などを作っていた会社なんだけど、最近はその技術を活かして、ラインストーンビーズボタンペンダントヘッドなども作っている。だから、ビーズ手芸をやる人はよく知っている名前だよね。とにかく、このキラキラモデルは全色で限定500台なんだって。あと残り何台なんだろう。ちょっと気になるなあ。でも、やっぱわたしが持つなら黒かな……キラキラじゃない方の。だって、服と合わせやすいもんね。あっ、でも、かばんや携帯から下げるんだったらキラキラの方がいいか。。。なんてね、いい年して迷ってしまった。

クチコミblogランキング TREview

| | コメント (0) | トラックバック (0)

吹き荒れた旋風

 今月18日に発表された「オリコン年間ランキング2007」。シングルセールス部門の作品別売り上げ枚数ランキング年間第1位秋川雅史さんの千の風になって」だった。

千の風になって

 売り上げ枚数は111万5千枚今年唯一のミリオンヒットだった。もちろん、クラシック系のアーティストとしては初の年間第1位。昨年5月の初回リリース枚数がわずか2000枚だったことを考えると、これは風どころか嵐だ。まさに旋風を巻き起こした1年だった。

 実はわたし、今年の1月8日に「視聴率は下がっても」という記事の中で、秋川雅史さんの「千の風になって」がオリコンチャートを急上昇しているという話を書いている。そのときはまだデイリーチャートの2位だったんだけどね。確かに去年の紅白、あのラインナップの中でのあの曲、あの歌声は強烈なインパクトがあった。実際、去年録画した紅白の映像を、未だに実家の母は繰り返し見ている。

 もちろん、「千の風になって」がヒットした最大の要因は、曲自体が持っている魅力に他ならない。でも、やはり歌っている人にも魅力がなければこれほどのヒットには至らなかったと思う。クラシックの発声は独特だ。普段クラシックを聴き慣れていない人には、固いイメージばかりが先行して、素直に心に染み込んでいかないこともあるだろう。その点を考えると、秋川雅史さんの声は一般受けしやすかったのかもしれない。もし、他のテノール歌手が歌っていたら、たぶん結果は大きく違っていたはずだ。それに、あのルックスも大きな要因に違いない。だって、現に7月にはクラシック歌手としては異例の写真集が出ているし、2008年のカレンダーも売れているらしいもの。

秋川雅史写真集~Breth.~

秋川雅史 2008年カレンダー 秋川雅史 2008年カレンダー

販売元:ハゴロモ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 ともぴーたちも、幼稚園で「千の風になって」を習って、先日「サラマンカホール」の舞台の上で歌ってきた。だから、今回のは、久々に老若男女を問わず受け入れられたミリオンヒットだと思う。ちなみに、今年のシングル年間売り上げ第2位は宇多田ヒカル「Flavor Of Life」で64万4千枚(彼女のファンには、CDを買う人よりダウンロードする人の方が多いのかな?)。更に、今年話題をさらったあの「おしりかじり虫」は15万枚ほど。こう考えると、クラシックかどうか以前に、ミリオンセールスってスゴイんだなあと改めて感じるね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

持ち歩けるUSEN?

 かつて「ゆうせん」と言えば、街で流れる「有線放送」のことだった。そう、昔は買い物や食事に立ち寄ったお店で初めて聴いた「ちょっと気になる曲」が、その後大ヒットするなんてことがよくあったよ。それにちょっと前までは、歌手が「親戚総動員で有線に電話をかけて、何度も同じ曲をリクエストしました」なんて話すのもよく聞いたしね。確かに、ラジオやテレビと違って、有線はマイナーな歌でもリクエストするとけっこうかけてもらえる。だから、有線放送から火がついて大ヒットって歌が、演歌を中心にたくさんあった。でも、最近は携帯やi-podでダウンロードっていう時代だもんね。CDの発売前に先行配信なんていうのもある。でも、中高年でそういうのに対応している人、どれくらいいるんだろう? 正直言って、わたしは対応できてないよ(^_^;)

 そんな有線放送も現在「USEN」という社名になっている。そして、昔ながらの有線放送だけでなく、映像の配信カラオケ事業など幅広いメディアの配信事業を展開している。例えば無料放送の「GYAO」やカラオケの「UGA」なんていうの、聞いたことがある人はけっこういるんじゃないかな? でも、こんなのはどう? 「48ch持ち歩こう」キャッチレーズの USENのモバHO。知ってるかな?

 毎月定額料金を払うことで衛星放送や音楽が見放題、聴き放題というサービスだ。ジャンル別に月間450,000曲の配信がある音楽放送は元より、アニマックスTBSチャンネルMTVといった従来はCS放送以外では見られなかった番組、旅先などで欲しいデータ情報なども携帯端末で簡単に見たり聞いたりできるようになっている。例えば、車で長距離移動をする人などは、途中でチャンネルを変えることなく放送を聞き続けることができる。帰省ラッシュの渋滞などでは、アニメチャンネルも充実しているから、子どもの退屈を紛らわすのにも使えるかもしれない。また、競馬放送のチャンネルもあるようだから、名探偵コナンに出てくる毛利小五郎探偵みたいな競馬ファンにもおすすめ。外出先でもラジオではなく映像で楽しめたりするものね。

 端末には「車で楽しむ衛星放送!」 を売りにした「モバHO!衛星放送チューナー」(車載タイプ)と、「ポケットにUSENを持ち運ぶ!」がキャッチフレーズの「U:MO」(携帯タイプ) の2タイプがあり、どちらもスイッチを入れてチャンネルを合わせるだけで放送を楽しめるようになっているそうだ。これなら「ラジオやテレビでは好きな曲がかからない」と嘆いている中高年でも使えるかもしれない。

 くわしくはモバイルUSENのHPまで。モバイルUSENの会員になると、初期端末の費用が無料になる。でも、月額の利用料金が無料になるわけではないから、誤解の無いように。まあ、月額3,000円台から利用が可能だから検討できない金額ではないと思うけどね。ただ、3年以内に解約してしまうと端末の買い取り費用としてかなりの金額の解約料を請求されることになるから、契約をするならその辺までよく考えて契約してね。

 以上、無線になっても有線なの? というお話でした。

iconicon

モバHO!衛星放送チューナー icon

(オートバックスドットコムでの販売価格は29,800円。これだと、モバイルUSENクラブで本体込みの料金を月々払った方が得なのかなぁ? 不具合があった時も機材交換してもらえるしね。でも3年契約かぁ。3年使うとなると買い取りの方が得になるのかな?)

クチコミblogランキング TREview

| | コメント (0) | トラックバック (0)

かじりの掟

 年末になっても大活躍のおしりかじり虫。つい先日のベストヒット歌謡祭でも、ステージの上で元気に歌いながら踊っていた。大晦日の紅白歌合戦にも出るのかな? NHKへの貢献度は申し分ないと思うんだけど……あっ、ちょいと待てよ。

NHKみんなのうた おしりかじり虫(DVD付)

 あの歌、歌ってるのが「おしりかじり虫」本人なんだった。あの子、紅組になるの? それとも白組? どっちだー? 誰か教えて~! って、もうそろそろ出場歌手の発表があるはずだから、それを待っていればいいのか。

 そうそう、おしりかじり虫と言えばつい先日のことだけど、ともぴーと本屋さんに行ったとき、おしりかじり虫の新しい本を見つけてしまった。「おしりかじり虫ものがたり かじりのがっこう 」という絵本。あの歌を歌っているおしりかじり虫は「おしりかじり虫18世」というのが本名で、父と母は「かじりや」というお店を経営している。おしりかじり虫におしりをかじられると、とっても幸せな気持ちになるらしく、いつもおしりをかじってもらおうという人たちでお店の前には長い行列ができていた。でも……おしりかじり虫の世界では、8歳になるまでおしりをかじってはならないという掟があった。それまではきちんと学校に通って、一生懸命おしりかじりの勉強に励まなければならないのだ。なのに……。この絵本は、18世がまだ6歳だったころのお話。好奇心旺盛な子どもだった18世は、ついついその掟を破ってしまった。そのせいで、町中がめちゃくちゃになるほどとんでもないことが巻き起こってしまう。さあ、どうやってその騒動を収めるのか……。かわいらしい装丁の割に字が多く、小学生中学年くらいまでの子が自分で読むのにいいくらいの長さ。でも、ひらがなが読める幼稚園児でも、自力で最後まで読めるかな? ともぴーも読んでいたし。店頭の平積みを見たときは、「またブームに乗って、新たなやつが現れたか……」なんて思ったけど、読んでみたら意外とおもしろかった。それにしても、ホントに働き者なのね、おしりかじり虫。わたしも一度「かじりや」のお世話になってみようかなあ。

おしりかじり虫ものがたり かじりのがっこう

| | コメント (2) | トラックバック (0)

アフリカの調べ

 ともぴーの通う幼稚園は今年で開園40周年。今日は、その記念事業として行われたアフリカンダンス&ドラムのコンサートを見に行ってきた。サラマンカホールという県庁近くの大きくて立派なホールを借り切っての行事。後ろの方の席を保護者にも開放して下さると言うので、ママ友だちと誘い合わせて見に行った。演奏と踊りは、遠くアフリカからやって来たご家族7人とそのお友だち(岐阜在住)の総勢10人によるもの。その中には5歳~11歳までの子どもさんが4人も含まれていた。ジャンベというヤギの皮を張ったドラムと、ドゥンドゥン、サンバン、ケンケニという毛が生えたままの牛の皮を張ったドラム(それぞれの名前は音に由来する)、ひょうたんの中にビーズを入れたマラカスのような楽器、それと歌で表現された音楽。歓迎や収穫の喜びを表す民族ダンス。わたしたちが通常思い浮かべるコンサートとは明らかに違った。でも、聞いていると自然と体が動き出す。魂に直接訴えかけるような音楽だった。きっと、それが小さな子どもたちにはよかったんだろう。最初のうちはそれぞれの席で体を揺らしていただけの子どもたちも、最後は舞台に上がって一緒に踊り出した。もちろん、うちのともぴーもね。なかなか聴く機会の無いアフリカの民族音楽。大人のわたしも楽しく聴かせてもらった。

 さて、今日はアフリカの音楽と踊りを見てきたから、絵本もアフリカを舞台にした物を紹介することにしよう。「ライオンのしごと 」という絵本だ。舞台はタンザニアの草原。ヌーを襲ったライオンが裁判にかけられた。弱肉強食の世界で弱った動物を食べるライオンは悪なのか? 立場の違う8つ証言。最終的に下された判決は……? 絵本だけど、かなり深い内容。だから、小学校の高学年くらいに向いているかもしれない。大人が読んでもなかなかおもしろい絵本だった。

 今日のご家族はアフリカの何という国から来た方だったのか、ちょっとわからなかったけれど、ジャンベというドラムは西アフリカの民族楽器だから、西アフリカ地域のどこかから来られた人たちだったんだろう。ジャンベの形は国や地域によって微妙に違うらしいから、もっとよく見てきたらわかったかな? 今日見た収穫の踊り。振り付けは日本の炭坑節の「掘って、掘って、また掘って」によく似ていた。あれは何の収穫を表していたんだろう? 今、日本は実りの秋。ともぴーたちの幼稚園でも今月は芋掘り、稲刈りといった行事が続く。アフリカでも収穫はこの季節なのかな? ……なんてことをいろいろ思いつつ楽しく見させてもらった。

ライオンのしごと

作:竹田津実 絵:あべ弘士

偕成社

| | コメント (0) | トラックバック (0)

おしりかじり虫?

 最近妙な歌が流行っている。タイトルは「おしりかじり虫」。こんなタイトルだから、クレヨンしんちゃんか何かが歌っているんだと思っていたら、意外なことに出所はNHKの「みんなのうた」だった!! 

NHKみんなのうた おしりかじり虫(DVD付)

 わたしがこの歌の存在を知ったのは、先月の終わり頃。ともぴーと一緒にCDショップに立ち寄ったときだった。子ども向けCD売り場に置かれていたのを見つけて、「変なの~!」と2人でゲラゲラ笑ってきた。なのに……今日同じCDショップの前を通ったら、あのCDとDVDのセットが店の外の目立つ場所に大量に置かれていた! それどころか、隣りの本屋さんじゃ、思いっきりエンドレスでDVDがかかっていたりするの! 流行っているとは聞いていたけれど、ここまでとは……本当にビックリした。

 でもね、これ、本当に妙な歌なんだよ。聴いたことが無い人はちょっと聴いてみて。「なぜか気になるCMソング」みたいで、一度聴いたら頭の中をグルグル回っちゃうでしょ。そして、「気がついたら口ずさんでた」なんてことになっちゃうのよ。なのに、よーく聴いても最後まで意味がわからない……。おしりをかじられるのはいいこと? それとも悪いことなの? とか、おしりかじり虫は男の人のおしりしかかじらないの? とか、冷たいおしりや固いおしりをかじったからおしりかじり虫は具合が悪くなったの? とか、もともと田舎に住んでいる虫なの? とか……とにかく疑問が次々とわいて来るっていうのに、そのまま無責任に~おしりかじりむし~♪と歌いながら消えていっちゃうんだもんね。とにかく、一度耳にしただけで、わたしはこの~おしりかじりむし~♪っていうのが頭から抜けなくなってしまった。ってことは、CDやDVDを買っちゃった人たち、今頃どうなってるんだろう? 頭の中が~おしりかじりむし~♪だらけかもね。

 ところで、この「おしりかじり虫」には絵本もあったりする。だから、子どもの本売り場でDVDがかかっていたわけなんだよね。絵本が「みんなのうた」の映像を忠実に再現したものだから、ちょっと見比べてみて……ってことかな? 振り付けはあの南流石さん。これを見れば歌と踊りを覚えられるから、今年の忘年会に向けて、一生懸命練習するお父さん、いるかもしれないね。

 先日の記事(8月30日の「ホントはいくつなの?」参照)にも書いたように、つい最近までは「たまご食べたらタマゴン(ホケ~)かいじゅう生んじゃうタマゴン(エホ~)~♪」っていうのがわたしの頭の中を回っていた。それが今度は「~おしりかじり虫~♪」だ。最近はやりの脳内メーカーで調べたら、頭の中が「変」「歌」「虫」「卵」なんて漢字で埋まってたりするんじゃないの? 大丈夫かなあ。

おしりかじり虫 うたとおどりのほん

| | コメント (2) | トラックバック (5)

ホントはいくつなの?

 ともぴーは古い物が大好き。と言っても、古美術や骨董のことではない。昔のCM、昔のマンガ、昔のアニメソングetc.……こんな俗っぽくてちょいと懐かしめのものが大好きなのだ。去年は「東映アニメーション」50周年記念の主題歌集を借りてきて、しばらくそれにはまっていた。現在6歳のともぴーにとって懐かしい歌など無いはずなのに……。「これ、懐かしいよね」「うん、うん、これだ」って、あんたホントは何歳なの? わたしが生まれる前の歌だってたくさんあるというのに……。

TVサイズ!東映アニメーション主題歌集(1) TVサイズ!東映アニメーション主題歌集(2)

 そんなともぴーが、先日「タツノコプロ大全集」というのを借りてきた↓

タツノコプロ大全集

 そして今、思いっきりはまっている。収録曲は「マッハGO GO GO」「ハクション大魔王」「みなしごハッチ」「いなかっぺ大将」「ガッチャマン」「けろっこデメタン」「新造人間キャシャーン」「てんとう虫の歌」「ポールのミラクル大作戦」……などなど。だから、30代~40代の人なら懐かしいかもしれないんだけど(ただ、タイムボカンシリーズが入っていないのがちょっと消化不良)、6歳のともぴーの口から「なつかしいねえ」って言葉が出るのは、やっぱり変だよね。このCD中で、ともぴー1番のお気に入りは「かいけつタマゴン」。それが♪~たまご食べたらタマゴン(ホケ~) かいじゅう生んじゃうタマゴン(エホ~) 何でも解決タマゴン~♪……って、一度耳にしたら頭の中をずっと駆けめぐってしまうような変な歌でね。だから、ともぴーは買い物先でもずっとその妙な歌をとなりで歌っている。めちゃくちゃ恥ずかしいぞ、母は……。

 まあ、どれもこれもかなり古いアニメの歌ばかりだから、ともぴーは歌を聴く度に「どんなキャラクターが出てきたの?」「どんなお話だったの?」と聞きたがる。でも……年齢的にはわたしやパパが知っているはずのものでも、見たのが本当に小さい頃だったりするから、「たぶん、……だったはずなんだけど、よく覚えていない」としか答えられないものがほとんど。そこで、今日は仕方なく、ともぴーと一緒にいろいろとWebで検索してみることにした。すると、古い物なのにいろいろと細かい説明が書かれていたり、キャラクターの写真が載っていたりするものなのね。おもしろいほどいろんなことがわかるものだから、ともぴーはどんどん調子に乗ってきて、「昔のアニメやヒーローの歌って、堀江美都子、水木一郎、ささきいさお、子門真人って名前ばかりだったよね」なんて言い出した。イヤな予感がする……と思ったら、案の定、「ねえ、紅三四郎とかアクビ娘とか歌っていたとき、堀江美都子さんは何歳?」「大ちゃん数え唄の吉田よしみさんって、♪~なめたらあかん……ってのど飴のCMで歌っている人(天童よしみさん)なんでしょ。大ちゃんのときって、何歳だったんだろうね?」なんてやっかいな質問を次々と繰り出してきた!! おかげで更に調べていくことに。結局、堀江美都子さんが12歳、天童よしみさんが13歳の時の歌だったよ。あの声、あの歌い方で12や13? 恐ろしくうまかったのね。

 とまあ、このように今ともぴーはタツノコプロのCDにはまっているわけなんだけど、上の絵を見てわかるようにそのCDのジャケットには、タツノオトシゴのイラストが1つだけ描かれている。だから、今日は絵本の方も表紙にタツノオトシゴが描かれているものにしようと思う。「とうさんはタツノオトシゴ 」という絵本だ。ある日、タツノオトシゴのおかあさんがたまごを生んだ。すると、すぐにおとうさんはそのたまごをおなかのポケットに大切にしまい込んだ。こうしてタツノオトシゴのおとうさんは、赤ちゃんが生まれてくるまでたった1人でたまごを守るのだ。この絵本の中でタツノオトシゴとうさんは、海の中を漂いながら、様々な形でたまごを守り育てる子育て中の魚たちに出会っていく。エリック・カールらしいカラフルなコラージュを楽しめる素敵な絵本であると同時に、海の生き物たちの子育てを学ぶことができる科学絵本でもある。独特な雰囲気をもった作品だ。魚たちのお父さんがこんなにも子育てに参加している姿を見せられると、世の中にはとっても困る人間のお父さんがいるかもしれない。普段あまり見かけない魚もたくさん出てくる絵本だから、図鑑を片手に読むことをおすすめする。

 そうそう、今日いろいろと調べていったら、「およげ! たいやきくん」の子門真人さんが、別の名前でもたくさんの歌を歌っていることがわかった。藤浩一、谷あきら、大安蓮、布川登美雄、司馬拳、希砂未竜、ピーター・サイモン……etc.でも、この名前を見て「あっ、あの歌も」「やっぱり、声が似ていると思ったら」なんて言う幼稚園児、ともぴーくらいじゃない? あんたはいったい何歳なんだ? 自分の息子なのに、わたしよりも年上かも……って思っちゃうよ。

とうさんはタツノオトシゴ

作・絵:エリック・カール

偕成社

| | コメント (4) | トラックバック (1)

童謡の日

 今日7月1日は「童謡の日」なんだそうだ。1984年に日本童謡協会が制定した記念日。1918年(大正7年)の今日、日本初の童話童謡雑誌『赤い鳥』が創刊されたことにちなんでいる。この雑誌により、それまでの堅苦しい説話や唱歌とは違う、子どもの言葉で子どもの世界を描いた子どものための歌が作られるようになった。童謡が誕生した大正7年から後8年という短い大正年間に、日本の代表的な童謡の多くが作られたという。例えば、「赤とんぼ」「七つの子」「ゆりかごのうた」……etc.今でも歌い継がれている歌ばかりだ。「童謡の日」は童謡を日本の文化遺産として保存、アピールすることを目的として制定されたということもあり、今日は各地で童謡コンサートやコンクールが行われている。

 そんな今日、わたしが紹介したい絵本は「しばわんこと童謡を歌おう 」だ。かわいいしばわんことみけにゃんこが童謡の世界を案内してくれる。若い人だと知らない歌もあるだろうけれど、楽譜だけでなくCDもついているから大丈夫。収録曲は「雨」「かもめの水兵さん」「夕焼小焼」「虫の声」「毬と殿様」「雪」「春の小川」「椰子の実」「ちいさい秋みつけた」「お正月」「花」「朧月夜」の12曲。川浦良枝さんの素敵な絵を見ながら忘れかけていた歌詞を読み直してみると、「童謡もいいなあ」と思わされる。おじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントしたら、孫たちとのよいコミュニケーションツールになるかもしれない、そんな一冊だ。

 童謡や唱歌は「歌詞が難しい」という理由で敬遠されてしまうことがある。でも、知らない言葉を調べるついでに、その歌が作られた時代背景も調べてみるといろいろとおもしろいことがわかる。「童謡の謎―案外、知らずに歌ってた (祥伝社黄金文庫) 」などというシリーズ本もあるから、興味がある人は読んでみてね。

しばわんこと童謡を歌おう 童謡の謎―案外、知らずに歌ってた (祥伝社黄金文庫)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

演奏家はいないのに

 今日は、六甲山中にあるオルゴール博物館(厳密には博物館相当施設)「ホール・オブ・ホールズ六甲」に行ってきた。実家からだと、裏六甲ドライブウェイを通って30分ほどで行ける。夏休み期間を除く平日は駐車料金がかからないし、割り引きクーポンもダウンロードできたので、ちょっと思いつきで出かけてみた。昨日、ピタゴラ装置で盛り上がってしまったから、おもしろいからくりをともぴーに見せてやろうと思ったのでね。

 ホール・オブ・ホールズ六甲には、アンティークオルゴールだけでなく、様々な自動演奏オルガン(ピアノ)や、オルゴールが組み込まれたからくり人形(自動人形)が展示されている。そして、それらはただ単に展示されているだけでなく、1時間に1回30分ずつ実際の演奏を聴くことができる。シリンダーオルゴール、ディスクオルゴール、自動人形、手回しオルガン(ストリートオルガン)、自動演奏楽器と様々な種類の音を聴くことができるコンサート。それが1日7回行われるのだけど、使われる機械も曲目も変えて行われるので、何時間も館内に留まって複数回参加する価値がある。わたしたちは12時のコンサートの後半部分と、13時、14時の演奏を聴いてきた。ともぴーは自動人形の動きと、デカップ・ダンス・オルガン・“ケンペナー”という高さ約5m幅約8mもある自動演奏オルガンの迫力にビックリしていた。特にケンペナーは、大きくて電飾がたくさんついているというだけでなく、だれも演奏する人がいないのに、大きなオルガンの音がして、アコーディオンが動いたり、木魚やドラムが叩かれたりするんだものね。からくりのわからない子供は驚いて当然だ。今回ちょっと残念だったのは、ハーヴェストという大きい手回しオルガンの演奏が午前で終了していたこと。わたし自身は以前何度か見ているのだけど、このオルガンは見た目とは似つかわしくない「六甲おろし」を大きな音で演奏したりする(もちろん、違う曲も演奏するのだけど)。あのミスマッチな演奏風景をともぴーにも見せたかった。

 とにかく、オルゴールや自動演奏楽器は最初に解説の人がぜんまいを巻くと、演奏者がいないのに、素敵な音楽を演奏してくれる。誰も楽器をさわっていないのに音楽が奏でられるというのは、ともぴーたち子供にはかなり不思議に感じられたようだった。だから、今日は絵本も不思議な音楽会が描かれたものにしようと思う。「つきよのおんがくかい」という絵本だ。ある満月の日。こうちゃんは月を見ようと山を登っていった。すると、向こう側からクマがピアノを担いでやって来た。こうちゃんの目の前でクマは、馬のベース、ねこのドラム、犬のサックスと共にジャズのセッションを始めた。それをかくれて聴いていたこうちゃん。たまらなくなって、歌でセッションに飛び入り参加してしまう。素敵な演奏会が終わった後、山には拍手の音が響いていた。何と言ってもこの絵本のすごいところは、音の描写の仕方。「キャンキョン」「カリコレカリコレ」「ばびぼべばび」なんて擬音は、ジャズピアニストの山下洋輔さんじゃなきゃ思いつかないんじゃないかな? とにかく、自分もセッションに参加したくなる楽しい絵本だ。

 ところで、ホール・オブ・ホールズ六甲のオルゴールコンサート、4月9日からは演奏の開始時間が変更になる。1回の演奏時間を短くし、1時間に2回演奏されるようになるためだ。特に貴重なオルゴールの演奏時間というのは決まっているから、HPで事前に確認してから出かけた方がよいかと思う。とにかく、小物入れくらいの大きさのオルゴールしか知らない人は、あれを見たらイメージが変わるはず。ぜひ一度実物を見てみてもらいたい(ホール・オブ・ホールズ六甲HPのミュージックギャラリーでは、一部のオルゴールや自動演奏楽器の演奏を聴くこともできる。興味のある人はちょっと聴いてみてね)。

つきよのおんがくかい Book つきよのおんがくかい

著者:山下 洋輔,柚木 沙弥郎,秦 好史郎
販売元:福音館書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

| | コメント (0) | トラックバック (1)

教えるつもりが

 実家の納戸で、昔使っていた楽譜を見つけた。子供のバイエル上下、ツェルニー、ブルグミュラーなどわたしが5歳~8歳くらいのころに弾いていた楽譜だった。子供の頃、ピアノの調律師をしている父のお客さんでもある先生にピアノを習っていたわたし。その先生がピアニストを養成していたため、毎日かなり大変な練習をさせられていた。楽譜の書き込みを見ると、1小節だけを100回繰り返すとか、月曜日は左手だけ100回練習するとか、小さい子供にしてみればあまり楽しくないような指示が至る所にされていた。

 本当は、幼稚園でピアニカを始めたともぴーにバイエルでも弾かせてみようと楽譜を探しに行ったのだけど、懐かしい楽譜を手にすると、わたしの方が弾きたくなってきてしまった。ともぴーを相手に30分ほど教えた後で、20年ぶりに弾いてみると、ちょっと指の動きは悪くなっていたけれど、弾きながらでも楽譜は読めるし、両手バラバラの旋律でもきちんと弾けた。すらすら弾けるかというとちょっと怪しいけど、2日くらい練習したら少しはまともに弾けるようになりそうだ。小学校1年でソナチネを弾くのが当たり前という環境で習っていたからその当時は何とも思わなかったけれど、発表会で弾いていた曲の楽譜ピースを見ると、ずいぶんと難しい曲を弾いていた。それらはしばらく練習しないと弾けそうにない。ともぴーほったらかしでしばらくピアノの練習をしたいなあ。

 今日はピアノを楽しく演奏する絵本を紹介しようと思う。「もりのピアノ 」という絵本だ。森の中で、女の子が切り株をピアノに見立てて演奏を始めた。そこへ、ねずみやりす、うさぎ、たぬきたちが次々とやって来て、葉っぱや花の楽器で演奏に加わる。秋の森は、コンサート会場に早変わり。演奏が終わると森の仲間たちの拍手喝采が待っていた。音が聞こえてこないのが不思議なくらい、絵本の世界に引き込まれていく。14ひきシリーズでおなじみのいわむらかずおさんの作品らしく、自然の暖かさを感じさせてくれる一冊だ。

 指の動きは悪くなっていた(特に左手)けれど、毎日のようにブラインドタッチでパソコンのキーボードをタイピングしているためか、きちんと楽譜を見ながら左右別々の旋律を弾くことができた。「雀百まで踊り忘れず」というのか「昔取った杵柄」というのか、20年もピアノをまともに弾いていなかったのに、弾けるものなんだ。全く弾けなかったらあきらめたかもしれないけれど、ちょっとやる気になってしまった。こっちにいる間、もうちょっと練習して、ソナチネレベルの曲をまともに弾けるようになって帰ることにしよう。

もりのピアノ

作・絵:いわむらかずお  ひさかたチャイルド

| | コメント (2) | トラックバック (0)

視聴率は下がっても

 昨年大晦日に放送された第57回紅白歌合戦。視聴率だけ見ると、かなり低かったようだ。特にわたしが帰省していた関西地区では過去最低だったらしい。でも、大晦日から元旦にかけての過ごし方が、昔と今とでは全然違っている。自宅でテレビの前に座っているような人が減っているのだから、40%近い視聴率はやはりすごい。かつてが異常だったんだと思う。ちなみに、わたしは関西地区では貴重な視聴者の1人だった。

 ……と、なぜ、年が明けてから1週間も経っているのに、こんな話をするのかというと、紅白で歌われたある歌がオリコンチャートで急上昇しているからだ。その歌とは、テノール歌手の秋川雅史さんが歌った「千の風になって 」だ。他にも何曲か、紅白効果で売り上げを伸ばしている曲があるようだけど、上昇幅がずば抜けている。今日のデイリーチャートでは2位になっていた。

千の風になって Music 千の風になって

アーティスト:秋川雅史
販売元:タクミノート
発売日:2006/05/24
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 この歌の詞はアメリカに伝わる作者不詳の詩。死者を追悼する様々な式典で読まれていたこの詩が世界的に有名になったのは、同時多発テロの一周忌に父親を亡くした11才の女の子が朗読したことがきっかけだった。でも、すでにその前の年、その詩を芥川賞作家としても知られている新井満さんが訳し、ご自身で曲を付けてCDも出していた。それが今回チャート急上昇しているこの歌だ。2004年にはこの歌を主題歌とした同名の映画も公開されている。新井満さんご自身が歌っている他にも、今回歌われた秋川雅史さん、新垣勉さん、外国人ではスーザン・オズボーンなどがカバーしている。自然と涙を誘われるこの詩に曲が付いただけで、自分が風になって空を飛んでいるかのような感覚になった。よくもここまでマッチする曲をつけられたものだと関心している。

 実は、この詩には絵本もある。詩にいわさきちひろさんの絵がついたもの、写真をあしらったものの他に、オリジナルストーリーが付いたものまであるのだ。わたしの正直な気持ちとしては、文字だけの詩をまず味わって欲しいところなのだけど、大切な人を亡くした経験の無い人には、このようなストーリーがあった方が、詩を理解しやすくなるかもしれない。できれば、アメリカ先住民ナホバ族の苦難の歴史を描いたこのストーリーを、この詩の背景にあるすべてとは思わず、あくまでもこの詩の背景にあるたくさん話の中の1つと思って読んでもらいたい。ストーリーとしてはよくできていて、とても感動的な話だけど、わたしとしては、このお話はこの詩を味わうための手助けとして読むことをお勧めしたいのだ。というのも、このストーリーを元にこの詩が書かれたのではなく、この詩の背景として新井満さんが考えたお話にすぎないからだ。おそらく、この詩を読んで思いをはせる相手は、人によってそれぞれ違うだろう。読んだ人それぞれのオリジナルストーリーを作ることができるというのが、この詩の最大の魅力だとわたしは思っている。

 それにしても、毎年視聴率低下が取りざたされる紅白だけど、CDの売り上げに与える影響力は相変わらずすごい。たかが紅白、されど紅白って感じだ。

「千の風になって」の翻訳者新井満さんのHP http://www.twin.ne.jp/~m_nacht/

(↑「千の風になって」の全文を読むこと、楽曲を試聴することができる)

絵本 千の風になって Book 絵本 千の風になって

著者:新井 満
販売元:理論社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

千の風になって ちひろの空 Book 千の風になって ちひろの空

著者:新井 満,いわさき ちひろ
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

※1月14日付のオリコンシングルチャート(デイリーチャート)ではついに第1位に。おめでとう!

| | コメント (2) | トラックバック (5)

みんなのうた三昧

 今日は、朝9時から、BS2とNHK-FMで、「きょうは一日みんなのうた三昧」という生番組をやっていた。みんなのうた放送45周年を記念したスペシャル番組だ。放送開始の1961年から今までの歌が130曲もかかるということだったから、大晦日の忙しい最中でありながら、わたしとともぴーはずっとラジオを聴いていた。と言っても、わたしが「懐かしいから」と聴き出したわけではない。ともぴーが「昔の絵見たい、歌も聴きたい」と言い出したからなのだ。本当に物好きな5歳児だと思う。午前9時から10時20分まで、午後0時15分から0じ45分までと午後6時から7時の間だけはBS2でも放送があって、懐かしい映像が見られた。第1部にかかった歌はわたしもパパも生まれる前の歌。それでも、その昔、音楽の教科書や副読本に載っていた曲が多かったからほとんど知っていた。そのほかの時期の歌も、かなり有名な人たちが歌っているものが多かったし、その当時の流行なども感じられておもしろかった。パパには2人して物好き扱いされていたけど……。

 今日の絵本は、「みんなのうた」にちなんだものにしようと思う。ともぴーが赤ちゃんのころによくかかっていた、岡本真夜さんの歌「ハピハピバースディ 」の絵本だ。お話は、岡本真夜さんの歌の歌詞そのまんま。絵は「いつでも会える 」の菊田まりこさん。「おめでとう  Happy Happy Birthday I wish あなたにもっともっと幸せが増えますように Happy Happy Birthday どんなときも笑顔でいて欲しい」のサビの部分も印象的なこの歌だけど、当時ともぴーを生んで間もなかったわたしは、「あなたと出会えたことに感謝したい 誰より大切な 大好きなあなたへ」の部分に惹かれていた。岡本さんの素敵な歌詞と菊田さんのやさしい絵がマッチしているこの絵本は、出産祝いにもお薦めしたい一冊だ。

 さて、今日……と言うより、今年も残すところ数時間になった。来年はどんな年になるんだろう。みんなが平和で幸せに暮らせる一年になってくれるといいなあ。では、みなさん、よいお年をお迎え下さい。。。 

ハピハピバースディ Book ハピハピバースディ

著者:岡本 真夜,菊田 まりこ
販売元:学習研究社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

星降る下で

 今日は、以前の記事(12/2の「星空のラブソング」)で紹介した「プラネタリウムコンサート」に行ってきた。場所は去年に続き岐阜市科学館のプラネタリウム。出演はRita iotaとギターリストの南澤大介さん、そして朗読と星空解説の樋泉あきさん。去年と場所もメンバーもまったく同じだったのだけど、1つだけ違うところがあった。それは、天気。去年は近年まれに見るほどの大雪だったけれど、今日はとても暖かく雨も降っていなかった。おかげで、今年は開場のかなり前から長蛇の列。開場するとすぐに満席となった。わたしは去年と同じ、ノブヨシさん(Rita iotaの水野ノブヨシさん=パパの従弟)の正面最前列に陣取ろうと思っていたのだけど、今年は先客がいたため、仕方なく3列目に席を取った。明かりが消えてコンサートが始まると、Ritaさんとノブヨシさん2人の歌声が聞こえてきた。スクリーンに映し出される素敵な映像。今年は、プラネタリウムという場所の特性を活かし、音楽と映像を融合して見せる方法も取り入れていた。演奏曲数は全部で10曲(+アンコール1曲)。その合間合間に朗読や星空解説が入る。今年の星空解説は冬の大三角形とその真ん中に位置する一角獣座の話だった。オリオン座の右肩に位置する赤い一等星「ベテルギウス」とこいぬ座の白い一等星「プロキオン」、それと全天の中で最も明るく青白い一等星、おおいぬ座の「シリウス」をつないでできるのが冬の大三角形だ。一角獣座という星座はこの三角形の中に位置しているのだけど、一番明るい星でさえ4等星。それぞれの星にも固有名がついていないのだから何とも影の薄い星座だ。しかし、そんな星座でもプラネタリウムならちゃんと確認できる。↓で差して「ここ」と言ってくれるから、何となく暗くても見えてしまうのだ。「すごいね、見えた?」と言いながら隣りを見ると、今年もともぴーは眠っていた(今年は星空解説とその前後だけだったけど)。あらゆる意味でいやし効果抜群のコンサートだった。

 今日のコンサートの最中、満天の星の中で一つだけ星が流れた。そんな星空を見ながらふと思い出したものがある。「おれはティラノサウルスだ 」という絵本だ。お父さんとお母さんの愛情をたっぷり受けて育ったプテラノドンの子。でも、ある日突然ひとりぼっちになってしまった。泣き疲れて眠ってしまったプテラノドンの子に、凶暴なティラノサウルスが襲いかかろうとする。ところが、次の瞬間、目の前でティラノサウルスが大けがをしてしまった。目も見えずに苦しむティラノサウルス。その姿を見て、プテラノドンの子は悩む。「こわい……でも」お父さんとお母さんが教えてくれたことを思い出した。ティラノサウルスを必死に看病するプテラノドンの子。目が治ってありがとうの気持ちを伝えたいティラノサウルスと、目が見えるようになったことを知ってとまどうプテラノドンの子。お互い相手のことを思っているのに、それをうまく伝えられない。もどかしさを感じずにはいられない。そんな2匹のバックにはあふれるほどたくさんの星が描かれている。そして、最後のページ。岩の上に目を閉じて座っているティラノサウルスの後ろを星が1つ流れていった。この話は、シリーズの中でも、星空が最も多く効果的に使われている一冊だ。ティラノサウルスとプテラノドンの子の心だけでなく、プテラノドンのお父さんとお母さんの深い愛情も一緒に感じ取ってもらいたい。

 そうそう今年のコンサート、違うところがもう1つだけあった。去年のともぴーは、乱視の治療を始めたばかりで視力が0.5弱しかなく、星空を見てもまったく反応が無かった。それが、今年は1.2まで見えるようになっているから、とても喜んで見ていた。星座がまだよくわからないともぴーにとっては、星空よりも、音楽に合わせて展開されていた楽しい映像の方が印象的だったようだけどね。

おれはティラノサウルスだ Book おれはティラノサウルスだ

著者:宮西 達也
販売元:ポプラ社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

| | コメント (3) | トラックバック (0)

星空のラブソング

 Rita iota(リタアイオウタ)というアーティストをご存じだろうか? 映画「インストール」(主演:上戸彩/角川映画)や、TBSの昼ドラ「正しい恋愛のすすめ」の音楽を担当した男女の2人組だ。

映画「インストール」オリジナルサウンドトラック「記憶のカケラ」 Music 映画「インストール」オリジナルサウンドトラック「記憶のカケラ」

アーティスト:サントラ
販売元:日本クラウン
発売日:2004/12/15
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 ボーカルのRitaさんはかわいらしい女性。透き通った声が魅力的で、歌だけでなく声優としても活躍している。ギターとボーカルの水野ノブヨシさんは、うちのパパの従弟。そして、わたしのメル友。作詞、作曲、アレンジだけでなくイラストまでもこなす。以前はソロで活動していたけれど、ここ数年はRitaさんとの活動が中心になっている。先日、そんな彼から手紙が届いた。「今年も星空の下でライブをするから来てね」という案内だった。星空と言っても「冬の寒空の下」というわけではない。岐阜市科学館のプラネタリウムでコンサートをするというのだ。彼らは全国で上映されるプラネタリウム番組の音楽を多数手がけている。プラネタリウムで季節ごとに上映される番組があると思うのだけど、それらの主題歌の多くは彼らの曲、彼らの歌声なのだ。

 去年も同じ会場でライブがあったのだけど、その日はここ数年まれに見る程の大雪だった。親戚一同も大量の積雪、猛吹雪の中をこわごわ出かけたくらい。これではどれだけの人が入ってくれるか……と心配したのだけど、意外なほどたくさんの人が集まってくれた。ともぴーは、あまりの心地よさに最前列で爆睡してしまったけれど、プラネタリウムとコンサートと両方楽しめる素敵な企画だった。今年のライブは12月17日の日曜日。会場は先に書いた通り岐阜市科学館のプラネタリウムだ。開場時間は15時30分。開演は15時45分。入場料は小中学生無料、高校生以上600円。彼らのオリジナル以外にも、「きよしこのよる」「戦場のメリークリスマス」中島美嘉の「雪の花」ドリカムの「WINTER SONG」なども演奏するという話だから、お時間のある方はぜひ聴きに行って下さいね。星空のラブソングHPは http://www.spacesite.net/lovesong/ Rita iotaのHPはお友だちとしてリンクしているから、興味のある方はどうぞ。

 今日はプラネタリウムの話だから、絵本も星座の話にしよう。おさるのジョージシリーズで有名なH・A・レイが書いた「星座を見つけよう 」という本だ。星空に興味を持ち始めた子供向きに書かれた入門書なのだけど、ちょっと幼児には難しいかもしれない。小学校の中高学年くらい向きだろうか。星空の解説、星座の物語、クイズなども載っているから楽しく星空のお勉強ができる、絵本版プラネタリウムといった感じだ。

 岐阜で行われるプラネタリウムコンサートと同じものが12月22日金曜日には茨城県でも行われる。会場は日立シビックセンター天球劇場。開場時間が18時ちょうど、開演が18時30分からとなっている。入場料は1000円で全席自由だそうだ。こちらもお近くの方は行ってみてほしい。

星座を見つけよう

作・絵:H・A・レイ  訳:草下英明 

福音館書店

| | コメント (0) | トラックバック (0)

もしかして…おじさん?

 ともぴーは、今、アニメソングにはまっている。しかもかなり昔の。「パパのレコード」のところで書いたとおり、夏休みにわたしたちの子どものころのレコードを聴きまくったともぴー。かなり気に入ったようで、「テープにダビングして!」とうるさかった。それなのに、長いことコンポを使わずにいたわたしたち。ダビングの仕方を忘れてしまって、「今回はムリ」と保留してきた。ところが、先日レンタル屋さんに行ったら、あのとき聞いた曲がたくさん入った「TVサイズ!東映アニメーション主題歌集(1) 」なんていうのがあるじゃないの。借りてきて聞くと、テレビサイズの短いものだけど、こっちの方が音がいい。そこで、こちらをダビングすることにした。

 中にはわたしたちが生まれる前のものも入っていた。でも、歌詞も見ずに歌えるほどなつかしいものもかなりある(年代的に本放送は見ていないようなものでも、昔は再放送がたくさんされていたからね)。見るからにわたしたちの年代をターゲットにしているCDだった。なのに、なぜかともぴーがこのCDのとりこに……。鼻歌まで昔の歌になってしまった。わたしが生まれる前の、わたしも初めて聞いたような歌まで歌っている。昔の歌の方が覚えやすいのはわかるけれど、このままじゃ、「また、ともぴー、変になった!」なんて、お友だちに言われちゃうよ。

 ともぴーは空想の世界のことをまるで本当のことのように話したり、みんなが知らない、というか、興味の無いようなことをしつこく話したりするものだから、「おかしい」とか「変わってる」とか言われてしまう。鼻歌が昭和30年代~40年代のものじゃ、お友だちのお父さんやお母さんでも知らない人多いんじゃないかな。仮面ライダーもウルトラマンも戦隊ヒーローも古いものが大好きだし、アニメまで古いのが好き。そんなともぴーって「幼稚園児の皮をかぶったおじさん」だったりしない?正体は。

 とは言え、ともぴーにも勝る変わり者、絵本の中にならたくさんいる。中でも1番は「ふくろうくん 」。がまくんとかえるくんのシリーズで有名なアーノルド・ロベールの作品だ。1人暮らしのふくろうくんは、ちょっぴり間抜けでお人好し。そして、とっても変なのだ。自分の涙でお茶を入れてみようと思ったり、「1階と2階に同時にいるためにはどうしたらいいのか」なんてことを真剣に考えたりするくらい。「おきゃくさま」「こんもりおやま」「なみだのおちゃ」「うえとした」「おつきさま」の5つの短いお話で構成されている。どのお話も、ふくろうくんの天然ぶりが笑いを誘う。中でも、ともぴーに一番受けたのは「こんもりおやま」。ベッドの中に現れた「こんもりおやま」の正体、実際に読んで確かめてほしい。

 どうも、幼稚園のお友だちよりも、近所の子の方がともぴーのことを変わり者と思っているようだ。ぜんぜんタイプが違うからね。でも、しょうがないよね。パパもママも変わり者なんだもの。変わり者の子は変わり者、血がつながっている証拠だ。

ふくろうくん

著者:アーノルド・ロベール/三木卓  文化出版局

TVサイズ!東映アニメーション主題歌集(1)MusicTVサイズ!東映アニメーション主題歌集(1)

アーティスト:テレビ主題歌,ボーカル・ショップ,スリー・グレイセス,前川陽子,朝井ゆかり,水垣洋子,マイスタージンガー,松島みのり,高橋和枝,岡田恭子,西六郷少年合唱団
販売元:コロムビアミュージックエンタテインメント
発売日:2006/07/26
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

プルートの運命

 冥王星の運命がそろそろ決まるころだ。太陽系の惑星として残れるかどうか。去年、惑星が増えるなどという話があったはずなのに、結局は減る方向に話が進んでいる。プルートはリストラというわけだ。

 そもそも、惑星というのは何なのか。ある程度の質量があって、周りに影響を与えるものという定義はあるらしい。望遠鏡が登場してから発見された天王星、その軌道のゆがみから発見された海王星。さらに海王星の軌道のゆがみから発見された冥王星。そう考えると、それなりに周りには影響を与えているわけだ。では、質量の方に問題があるということなのか。長いことわからずにいたけれど、望遠鏡の発達したおかげで、冥王星は月よりも小さいということがわかってきた。去年話題になった2003UB313のよりもさらに小さいらしい。あの2003UB313が惑星と認められなかったのだから、冥王星の扱いが問題になっても仕方がないというわけだ。

 冥王星発見当時のブームに乗って名付けられたミッキーの愛犬プルート。まあ、もし冥王星が惑星でなくなったとしても、彼には影響は出ないだろう。でも、教科書や参考書は大変なことになってしまいそうだ。それに、音楽の世界の「惑星」も。ホルストが作曲した組曲「惑星」には元々「冥王星」がなかった。作曲された時点で冥王星が発見されていなかったからだ。でも、ホルストが生きているうちに冥王星は発見されているのだから、作曲しようと思えばできなくはない。だから、あえて作曲しなかったとも考えられるわけだ。それなのに、近年別の人が作曲した「冥王星」が後ろにくっつけられて演奏されるようになってきた。このことには賛否両論あったから、冥王星が惑星でなくなると、後付の「冥王星」は演奏されなくなる可能性が高い。

 消えゆく運命といえば、「ちいさなくれよん (こどものくに傑作絵本) 」がそうだった。短くなった黄色いくれよんが、ある日ゴミ箱に捨てられてしまう。「ぼく、まだ書けますよ。まだ、きれいにぬれますよ」と叫んでいるのに、だれも拾いに来ない。くれよんは自分の可能性を信じて、外の世界に飛び出していった。今にも消えてしまいそうになものたちに出会ったくれよんは、自分の体を犠牲にして、そのものたちに色を与えてよみがえらせていく。そして、最後には消えそうな空の星に光を与えようと旅立っていくのだった。古くからある絵本で、根底に流れる自己犠牲の精神が、今の子どもたちにはちょっと暗くて難しいと感じられるかもしれない。でも、「小さくなってもボロボロになっても、まだまだ使えるものがいっぱいある」ということは感じ取ってもらえるはずだ。

 冥王星は月よりも小さいし、遠くにありすぎて目には見えない。でも、惑星でなくなったとしても、わたしの記憶の中にはずっと残る。まずそのことだけは間違いない。そして何年か後、小学生になったともぴーに「水金地火木土天海冥」と教えて、「おかあさん、そんな星ないよ」って言われる、そのことも間違いなさそうだ。

ちいさなくれよん Book ちいさなくれよん

著者:安井 淡,篠塚 かをり
販売元:金の星社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ピアノつながり

 実家の父はピアノの調律師。ピアノの音律を整えたり、弾き手の好みに合った音色を作ったりしている。一般家庭のピアノも調律するけれど、父の場合、お客さんの大半がピアニストやピアノの先生。そんなお客さんの中には、わたしの友だちもいる。

 わたしが卒業した名古屋の高校には、普通科の他に音楽科がある。わたしは普通科、友だちは音楽科。彼女はピアノを専攻していた。科は違っても友だち同士だから、話をしているうちに「うちのお父さん、ピアノの調律師なんだよ」「えっ、そうなの? じゃあ、調律お願いできないかな」なんてことになってきた。そこで、父に頼んで彼女のところへ行ってもらったというのがそもそものきっかけだった。でも、その後、わたしが高校を卒業すると同時に、父は大阪へ転勤となった。そして数年後、ナント彼女も結婚して大阪へやって来たのだ。何とも言えない不思議な縁だ。現在、彼女は大阪でピアノの先生をしている。

 今回、わたしがともぴーと実家に帰ってきているのを知って、彼女は父に調律を依頼してくれた。「一緒に連れてきてくださいね」と父に注文をつけてくれたおかげで、今日、久しぶりに会うことができたのだ。前に会ったのはともぴーが生まれる前だったから、6年ぶりくらいになる。彼女の息子さんは小学校3年生。ブロックと本が大好きというとっても穏やかな子だ。ともぴーにはぴったりと波長が合う相手だったようで、放っておいても2人でずっと楽しそうに遊んでいた。帰ってきてからも、3匹のねことお兄ちゃんの話ばかり。グリコのミニ絵本を集めているところまで同じだったから、だぶったものを5冊も譲ってもらってきた。父は仕事で大変そうだったけれど、わたしは友だちとゆっくり話ができたし、ともぴーは楽しく遊ぶことができた。本当にありがたい1日だった。

 今日は、ピアノが出てくるすてきな絵本を紹介することにしよう。「オオカミくんはピアニスト 」という絵本だ。このお話に出てくるオオカミくんは、さらさらヘアでかっこいい。ムーミンに出てきたスナフキン(昔のアニメに出てきた方)のような感じで、凶暴そうなイメージはまったくない。ひとりぼっちでさみしいオオカミくんのところには、時折「ピアノを弾きに来てください」という手紙が届く。すると、その度にオオカミくんは重たいピアノを引きずりながら、遠くまで演奏をしに出かけていくのだ。すてきな音色にみんなはとても喜んでくれる。でも、お礼にもらうものはどれもオオカミくんにとっては役に立たないものばかり。それに、演奏が終わればまたひとりぼっちに戻ってしまう。それでも、みんなが喜んでくれたことを懐かしく思い出しては、次の依頼を待つオオカミくんだった。そんなある日、羊たちの前で演奏したオオカミくんに、みんなは喜んでセーターをプレゼントしてくれた。ところが、1匹が「オオカミはぼくたちを食べてしまう」と言い出したことをきっかけに、羊たちはみんな一目散に逃げていってしまった。また、1人残され孤独を味わうオオカミくん。それでも、オオカミくんはまた自分の演奏を聴きたいという手紙が届くのを待っているのだった。色彩がとてもきれいで、読んだ後にもすがすがしい余韻を感じられる絵本だ。全体的にもの悲しさは漂っているけれど、それも暗くいやな感じにはなっていない。オオカミくんがどんなにすてきな音楽を聴かせてくれるのか、わたしも依頼の手紙を送ってみたくなった。父の調律を付けるということで手を打ってもらえないかな……オオカミくん。

オオカミくんはピアニスト Book オオカミくんはピアニスト

著者:石田 真理
販売元:新風舎
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (2) | トラックバック (1)