ビー玉びーすけ

 昨日、兵庫の実家から帰ってきたわたしたち。ともぴーは岐阜のおじいちゃん、おばあちゃんのところへそのままおみやげを持って遊びに行くつもりでいた。ところが、おじいちゃんの携帯に電話をしてみると、「出先だよ」という返事。おばあちゃんも一緒に出かけていたので、遊びに行くことができなかった。すると、「えーっ? 遊びに行きたかったのに~!」とあきらめの悪いともぴーがごね始めた。そこで、うるさいともぴーを黙らせるために、パパが仕方なくこんな提案をした。「明日の夕方、耳鼻科に行った後、おじいちゃんのうちに遊びに行けばいいんじゃない? お父さんが帰りに連れて帰ってあげるから」……それを聞いたともぴーは大喜び。すぐに機嫌を直した。そんなわけで、わたしはともぴーをおじいちゃんのうちに連れて行った後、1人で帰ってきて、家で晩ご飯の準備をしながら2人の帰りを待っていた。

 7時を回った頃、パパとともぴーが帰ってきた。ともぴーは、おばあちゃんからもらったジュースとビー玉がたくさん入った紙袋を持っていた。「ピタゴラ装置を作るからもらってきた」という。そう言えば、兵庫の実家で「ピタゴラ装置」のDVDを見ながらパパとピタゴラ装置を作る相談をしていたっけ。

ピタゴラ装置DVDブック1 ピタゴラ装置 DVDブック2

 急いでご飯を食べ終わると、ともぴーとパパは積み木を引っ張り出してきて、簡単な装置を№5まで作っていた。平らな積み木の1つに「ピタゴラスイッチ」と書かれた紙が貼り付けてある。積み木を使って通路や滑り台を作ったり、ドミノのように並べたりして、最後に「ピタゴラスイッチ」という面が出せたら成功という基本的なものだった。でも、途中に別のビー玉をはさんだりしていたから、初めてにしては凝っていたかもしれない。感心しつつ見ていたら、「おかあさん、ビー玉びーすけ、どれかわかる?」と突然聞いてくるともぴー。「ビー玉びーすけ」とは、「ピタゴラ装置41番のうた」の中に出てくるビー玉の名前だ。笑いながら「えーっ? その中にびーすけあるの?」と聞くと、「うん、この一番大きいのがびーすけだよ」とともぴーは大まじめで答えていた。まさか、ビー玉全部に名前を付けたんじゃないだろうなあ。

 そう言えば、ピタゴラ装置のように、ビー玉が転がり出すところから、話が次々と展開していく絵本があったっけ。まあ、こちらはゴールかと思ったらまた最初に戻ってしまうんだから、ピタゴラ装置よりもスゴイかもしれないけどね。「そしたらそしたら 」という絵本だ。どこからともなく青いビー玉が転がってきて、池に落っこちた。そしたら、そしたら……かばがかばっと出てきて大きなくしゃみを「ぐわーくしょん!」そしたら、そしたら……びっくりしてきりんがすべってころんだ「すってんきりん」そしたら、そしたら、それをみていたさるが……とどんどんつながっていく。出てくるのは動物だけでなく、人間の子どもや、冷蔵庫、タンバリンなどいろいろだ。おかしなことばかりが起こりつつ進んで行き、やっとゴールかと思いきや、またビー玉が出てきてスタートに戻ってしまう。不思議で楽しいエンドレスな遊び絵本だ。

 ところで、ともぴーは以前「おかあさんとピタゴラ装置を作る」と言っていたはずなのに、今では「やっぱり、おとうさんと作った方がスゴイのができそう」なんて言っている。何だか悔しいなあ。2人が留守の間に、スゴイ装置を完成させて、ビックリさせてやらなきゃ!

そしたらそしたら (日本傑作絵本シリーズ)

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聞くと見るでは大違い

 免許証の更新に行ってきた。最初に指定されていたのは平日の朝8時30分。でも、ともぴーを園バスに乗せるのが8時40分頃だし、バスをやめて幼稚園に送って行くとしても、預かってもらえるのが8時からだから、間に合うように更新センターに行くのは不可能。じゃあ13時30分からの分に……となると、今度はともぴーが帰ってくる時間に間に合わないかもしれない。と言うわけで、日曜日に更新日時を変更してもらっていた。

 ところが、更新センターの場所がイマイチよくわからないわたし。5年前は岐阜に引っ越して来てすぐだったから、岐阜で生まれ育ったパパに連れて行ってもらった。5年経ってもその間に更新センターに用事など無かったから、当然のことながらわかるようにはなっていない。今回もパパに乗せていってもらうことにした。そこで、ともぴーに「免許の更新に行っている間は、おじいちゃんのところで遊んでてね」と言ったのだけど、「免許ってどこでコウシンするの?」という返事が返ってきた。「更新センターで」と普通に答えると、「どんな風にコウシンするんだろう。コウシンしているところ、ぼくも見てみたいなあ」と言う。「そんなにおもしろいこと無いよ。書類書いて、目の検査して……」とわたしが言うのを聞いて、「太鼓とかは?」だって。そう、ともぴーは更新を行進と間違えていたのだ。

 日本語には、聞いただけでは意味がよくわからない言葉が多い。漢字を見て初めて納得というのも少なくない。わたしがともぴーくらいの年の頃、毎週のように電車を乗り継いでピアノを習いに行っていたのだけど、「次はカイソウです」と言うのを聞いて、弟と「わかめだ~」「こんぶだ~」と大笑いしていた。もちろん、それは海草ではなく回送だったのだけどね。そのころは、「台風一過」を「台風一家」、「電車が不通になった」を「電車が普通になった」だと思っていたのだから、ともぴーが「免許が楽しそうに行進する姿」を思い浮かべても仕方がない。笑えるけどね。

 今回、聞き間違いが出てくる絵本として真っ先に思いついたのが「だるまちゃんとてんぐちゃん 」。昔から読み継がれているあのロングセラー絵本だ。だるまちゃんは、てんぐちゃんが持っている変わった形の「うちわ」「ぼうし」「げた」を見てうらやましく思っていた。同じような物が欲しくなっただるまちゃんは、家に帰ると、だるまどんに次々とお願いをして、いろいろなものを出してもらった。ところが、その中にはこれと言っていいものがない。そんなとき、だるまちゃんが周りを見回すと、とってもいい物が次々と見つかるのだった。ところが、だるまちゃんが「てんぐちゃんのような赤くて長くてトンボが止まる鼻が欲しい」と言ったとき、だるまどんがひどい勘違いをして「赤くて長くて蜂でも蝶でも止まる花」をたくさん用意した。勘違いに気が付いただるまどんは家族総動員でおもちをつき、そのおもちで長い鼻を作る。おもちでできた鼻は、スズメも止まるとっても素敵な鼻だった。いろいろな工夫をしててんぐちゃんそっくりになっていくだるまちゃんもスゴイけれど、まねして帰ってくるだるまちゃんを「いいものがあったね」とほめてあげるてんぐちゃんがとっても素敵な子だと思った。

 聞き間違いと言えば、まだ兵庫県の実家に住んでいた頃のこと。近所のスーパーで「生のいかなどが入荷しました」という放送を聞いた。「何でいかなどって言うんだろう? いかがメインなのかな? 普通、新鮮な魚が入荷しましたって言うんじゃないの?」と不思議に思ったことがあった。でも、鮮魚売り場に行ってみたら納得。並べられていたのは「生のいかなご」だった。兵庫県では春になるといかなごを買ってきて、家でくぎ煮を作る。しらすのようないかなごは痛みやすいので、買ったらすぐに煮なければならない。入荷待ちをしている人が多いために、放送が入っていたのだ。兵庫の人なら知っていて当然のことなのに、兵庫に移り住んだばかりだった当時のわたしは、いかなごの存在を知らなかった。ホント、知らないっていうのは……笑える。

だるまちゃんとてんぐちゃん (こどものとも傑作集 (27))

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ウラパン・オコサ

 ともぴーと甥っ子は、年長で隣りの組同士になってから、幼稚園でいろいろと遊ぶ約束をしてくる。今回のは「土曜日におじいちゃんのところでパソコンをやろう!」というものだった。ともぴーの場合、わたしもパパもパソコンを毎日のように触っている。だから、ほとんど見よう見まねでいつの間にかパソコンを使えるようになっていた。でも、甥っ子は違う。義妹がパソコンを触らないので、自宅にパソコンがあっても触ることがない。それが、おじいちゃんの家でともぴーと会うと、いつも変わった遊びをしていて、聞くとやり方を教えてもらえるのだから、触ってみたいと思っても仕方がないだろう。今回は、ともぴーがお誕生日にもらったお絵かきソフト「ミッキーの魔法のお絵かき (説明扉付きスリムパッケージ版) 」を持って行って遊ぶことになった。

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 でも、おじいちゃんやおばあちゃんにしてみれば、突然「今度の土曜日、そっちでパソコンやるから」と言われてもねぇ(この年で事後承諾か……)。まあ、土日には誰かしら孫が遊びに来ると思っているから、遊びに来ること自体は驚いてはいなかったけれど、約束の内容が「パソコン」になってきたことには驚いていた。甥っ子の家からだと、おじいちゃんのうちもわたしのうちもあまり距離的には変わらず、むしろうちの方が近いくらいなのに、なぜおじいちゃんのうちなんだろう……と思っていたら、今日は図書館のおはなし会の日。会場がおじいちゃんの家からだと徒歩数分のところだから、それに行ってきてからパソコンで遊ぶということだったのだ。午前中から1人で遊びに来ていた甥っ子とともぴーを連れて市立図書館の分館へ。2人は最前列中央に陣取って一生懸命見てきた。

 30分ほどのおはなし会の後、今日も紹介してもらった絵本の中で気に入った物を借りてきた。ともぴーが気に入った「かずあそびウラパン・オコサ 」と甥っ子が気に入った「くだもの なんだ 」の2冊と他に数冊。「ウラパン・オコサ」というのは、1と2の数だけで遊ぶ遊びだ。1はウラパン、2はオコサ。この約束事を覚えて、いろいろな物の数を数えて遊ぶ。さるが1匹は「ウラパン」。バナナが2本は「オコサ」。3以上の数を数えるときは、オコサを先に使い、残った部分にウラパンを付け加える。例えば、シマウマ3頭は「オコサウラパン」、ぞうが4頭は「オコサオコサ」となる。ただひたすらそうやって物の数を数えて遊ぶだけなのに、子どもたちは大興奮。より早く答えを言おうと必死になっていた。「くだものなんだ」の方は、「やさいのおなか」「やさいのせなか」と共に紹介された1冊。「やさいのおなか」はいろいろな野菜の切り口、「やさいのせなか」は野菜の表面に紙を乗せて上からクレヨンをこすりつけた時に浮き出てくる模様を見て、それぞれ何の野菜なのかを当てる絵本。「くだものなんだ」はその続編で、果物の切り口やその一部を見てどんな果物なのか当てる形になっている。紹介の時に、途中までしか見せてもらえなかったために、甥っ子が続きを見たがっていたのだけど、貸し出しカードをもっていなかったので、おじいちゃんのうちでわたしがおはなし会をしてあげるということで借りてくることになったのだ。おやつの後、おじいちゃんのうちでは再びおはなし会。「ウラパン・オコサ」と「くだものなんだ」で大興奮していたともぴーと甥っ子だった。

かずあそびウラパン・オコサ (絵本・こどものひろば) くだもの なんだ (幼児絵本シリーズ)

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壁紙チェンジ

 ついさっき壁紙を3枚変えた。と言っても部屋の壁紙ではなく、PCデスクトップの壁紙。家の模様替えとは違って、こちらの模様替えは簡単でありがたい。わたしの分とパパの分とともぴーの分、全部変えてみた。

 パパは基本的に画面が見やすければどのようなものでも文句は言わない。でも、以前使っていたデカレンジャーの壁紙が一番使い勝手がよかったみたい。右下にキャラクターとロゴが入るデザインで、それ以外は濃いブルーの無地。デスクトップにアイコンが多いパパにはピッタリだ。というわけで、今回はこの壁紙に戻すことにした。わたしのは、ミスタードーナツのHPから「PON DE LION & HIS SWEET FRIENDS」をダウンロードした。はっきりしたオレンジ色の背景と中心に集まっている絵の配置がアイコンの邪魔にならず、文字も見やすい。ともぴーのはチキラー島のゲームでゲットした5月のカレンダー付き壁紙で、こいのぼりにひよこちゃんが乗っているイラストがかわいらしい。マウスポインターもゲットしたから、ともぴーのところではマウスを動かすと、ひよこちゃんが踊りながら矢印と一緒に動いている。これ、とってもかわいいのだけど、仕事には邪魔なので、ともぴーのところでだけ使うことにした。

 ところで、壁紙をチェンジしていたら「ベッタベタ ブターラとクマーラ 」という絵本を思い出した。ぶたのブターラとくまのクマーラはペンキやさん。この2匹にかかると平凡な部屋がとっても個性的に変身する。しまうまのマーさん、ひょうのテンテンさんたちは希望通りの部屋になってとっても喜んでいた。まあ、しましまとテンテンだから、間違えようがないし、描く方も描きやすかっただろう。でも、ひつじのメメさんの注文はちょっと勘違いして花の模様が鼻の模様になってしまった。「ベッタベタ、ドン」とブターラが鼻スタンプを押しまくったからだ。さすがにこればかりはクレームが入ったため、アレンジしてきれいな花模様にした。そして最後、ペリカンのカンちゃんの注文は「くもの模様」。2匹はどんな模様を描くのだろう? 雲でなくて、蜘蛛を書きそうな雰囲気だったなあ。

 壁紙が簡単にチェンジできることを知ってしまったともぴー。「ちょっと壁紙変えてみて」とうるさい。そして、「何かおもしろそうなのあったらダウンロードしといてね」と言って寝てしまった。ついさっき変えたばかりなのに……。

ベッタベタ ブターラとクマーラ

著者:高畠純  フレーベル館

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「いたちのたぬき」って

 2月8日の記事「朝の定番」にも書いたけれど、わたしは「ピタゴラスイッチ」という子ども番組の中でかかる歌が大好きだ。「○○の中をよく見たら」という歌は「れいぞうこの中にぞうがいる」「クリスマスツリーの中でリスマスツリしてた」といった具合に、言葉の中に隠れている他の言葉を探す歌だった。「つながりうた・もりのおく」は「もりのおく くまのおやこ ことりのうた……」としりとりのように歌詞がつながっていた。他にもおもしろい歌がたくさんあるのだけど、ここ最近よくかかっている「いたちのたぬき」に限っては、最初に聞いたときは歌詞の意味がよくわからず悩んだ。「いたちのたぬき かにのかとり さんまのまぬけ おはしのおはなし たまごとるタマ ふろくふとる バナナのバトル はちまきまきとる きゅうりのリトル ジュースのストロー」って言うんだもの。これ、何を意味しているかわかる? 「た抜き か取り ま抜け おは無し 取るタマ ふ取る バ取る まき取る り取る す取ろー」と書けばわかるかな? 指示通りにすると、残るのは「イチ ニ サン……ジュウ」なのだ。そのことに気が付いたときは本当にうれしかった。私たちが子どもの頃は、数え歌と言えば、「およげたいやきくん」のB面(レコードだったからね、当時は)に入っていた「いっぽんでもニンジン」だった。あれはあれで、物を数えるときの単位も覚えられる優れもの。でも、「いっぽんでもニンジン」って歌詞なら私でも思いつけそうだけど、「いたちのたぬき」っていうのはきっと思いつかなかっただろう。本当に「一本取られた」という感じだった。

 数を数えると言えば、「バムとケロ」シリーズや「かばんうりのガラゴ」でおなじみの「島田ゆか」さんが描いた絵本がある。その名もズバリ「かぞえておぼえるかずのえほん 」だ。内容的には4人家族のひろくんの家にあるものを片っ端から数えるだけなのだけど、普段の絵本もとても細かく描き込んでいる島田ゆかさんのこと。バムやケロ、おじぎちゃん、ぶーちゃん、ガラゴなどといった島田ワールドのキャラクターたちをあっちこっちに潜ませてくれてある。それを探すだけでも十分楽しめる作りになっているから、数に興味を持ち始めた小さい子どもたちにお勧めしたい一冊だ。

 「いっぽんでもニンジン」と「いたちのたぬき」では、それぞれの数字に当たる物が全然違っている。でも、10だけはどちらもジュースだ。「じゅう」がつくものは「じゅうたん」も「かいじゅう」もあるっていうのにね。ともぴーは、歌がかかる度に「1,2,3,4,5,6,7,8,9,ジュース」とやっている。他の子たちはどうかな?

かぞえておぼえるかずのえほん Book かぞえておぼえるかずのえほん

販売元:鈴木出版
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お菓子な味方たち

 今日明日の2日間は、大学入試センター試験の日。ともぴーを連れてJR岐阜駅近くを歩いていたら、受験生らしい子を何人も見かけた。中でも、噴水のふちに座って単語帳らしいものを広げていた子の手には「キットカット」が。これがうわさのゲンかつぎお菓子か……と思いつつその前を通り過ぎた。福岡地方の方言「きっと勝っとぉ」に似ているために、受験生がお守りとして持ち始めたと何年か前に聞いたんだけど、本当に持っているのを見たのは今日が初めてだった。毎年この時期になるとかなり売れているらしい。今年は、サクランボ風味の「キットカット きっと、サクラサクよ」なんていうのがスーパーのお菓子売り場に置かれていた。わらをもすがる心境をうまく利用しているなあ……ネスレさん。

 キットカット以外にも、受験応援お菓子はいろいろある。「コアラは寝ていても木から落ちない」ということから「コアラのマーチ」も人気があるようだし、「ハイレモン」がこの時期だけ「ハイレルモン(入れる門)」になったり、ToppoがToppa(突破)になったりもしている。「ポッキーでキッポー(吉報)」とか、「合格するぞハッピーターン」なんて、フレーズに惹かれるものもあれば、「うカール」や「きっちり通る」で「キシリトール100ガム」なんて、かいけつゾロリも真っ青になりそうなすごいだじゃれもある。お菓子売り場で、受験そのものが何なのかを理解していないともぴーもおもしろそうに見ていた。 

 この時期、こういったゲンかつぎお菓子だけでなく、受験生が持ちそうな物や夜食向けの食べ物などにもだじゃれたっぷりのおもしろネーミングがたくさん見られる。だから、今日の絵本は「だじゃれどうぶつえん 」にしようと思う。「ペンギンぬりたて」「ぞうっとするぞう」「おおきなモモンガどんぶらこ」など、あまりにもベタなだじゃれのオンパレード。同シリーズの「だじゃれすいぞくかん 」や「だじゃれしょくぶつえん 」もおなじパターンでおもしろい。だじゃれとかおやじギャグとかいうと抵抗があるかもしれないけど、言葉遊びと言えば楽しめるかもしれない。読みながら自分でも動物園や水族館の仲間たちを作ってみたらどうだろう。楽しみながら頭の体操になると思う。

 ここ数年は、みんなわらよりもお菓子の方すがるようになってきた。まあ、大学受験生を2年間もやってしまったわたしには、その気持ちがわからなくもないんだけどね。本番が近づいてくると、だんだん気分的に追いつめられてくる。かばんの中にこういった物が入っているだけでも落ち着いたりするものだ。お菓子屋さんにうまく利用されてばかりじゃなく、お菓子をうまく味方に付けてこのシーズンを乗り切ってほしいと思う。

だじゃれどうぶつえん Book だじゃれどうぶつえん

著者:中川 ひろたか,高畠 純
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だじゃれすいぞくかん Book だじゃれすいぞくかん

著者:中川 ひろたか,高畠 純
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だじゃれしょくぶつえん Book だじゃれしょくぶつえん

著者:中川 ひろたか,高畠 純
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きちんと伝わるといいな

 今日は防災の日。ここ数日、どこのスーパーも防災グッズと非常用食料のコーナーを目立つところに持ってきていた。いつも聞いているラジオ番組も、今日は防災関連の話題が中心。その中に「家族全員で災害用伝言ダイヤルの使い方を練習した」というものがあった。その話は、旦那さんに日頃から「もしものときのために、災害用伝言ダイヤルの番号を携帯に登録しておいてね」と言っていたのに入れてくれていなかった上に、「伝言ダイヤル、何番だかわかる?」と聞いたら「117だろ!」と言われた、というところから始まっていた。正解は「171」。NTTでは「忘れていない」と覚えるように言っているけれど、「家族がいない」でも「だーれもいない」でも、とにかく「いない人のために伝言を入れる」と覚えておけばいいわけだ。

 この災害用伝言ダイヤル、震度6弱以上の地震に対応して設置されるものだから、平常時は使えない。でも、1月と9月の防災週間及び毎月1日は体験できるようになっているのだそうだ。リスナーさん家族も体験してみたとのこと。親戚も巻き込んで伝言を入れたり聞いたりしてみたのだそうだ。確かにいざというときのためにはその方がいいかもしれない。1つの伝言の長さは30秒以内だから、あまり無駄なことは言えないし、2日経過したら自動消去されるそうだから、そのときにいちばん伝えたいことだけを入れるようにしなければならない。ある程度入れる言葉を考えておいた方がよさそうだ。正しく伝わらないと困るからね。

 伝言といえば「ねずみくんのひみつ 」。おもしろい伝わり方をしていた。ねずみくんのひみつは「気持ちよく鼻をほじること」。その現場を、ある日ねみちゃんに目撃されてしまった。おしゃべりなねみちゃんは、さっそくそのことをあひるくんに話してしまう。ところが、あひるくんは「鼻をほじっていた」を「花を掘っていた」と聞き間違えてしまった。その後も、他のともだちに伝わるたびに、内容が少しずつ変わっていく。それなら、ねずみくんのひみつは誰にも知られずに済みそうなものだけど、なぜか戻ってきたときにはすっかりばれてしまっていた。シンプルにことば遊びを楽しめる1冊だ。

 まあ、「鼻をほじる」くらいのひみつがばれたところで、被害はあまり大きくないけれど、災害時の伝言が正しく伝わらないと、大変なことになる。あまり長い言葉は使わないようにしよう。「○○は無事です」くらいで済ませた方が無難かもしれない。

ねずみくんのひみつ Book ねずみくんのひみつ

著者:なかえ よしを,上野 紀子
販売元:ポプラ社
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デパートって何階?

 今日は、大阪梅田のデパートへ行ってきた。「せとうちたいこさん デパートいきタイ (絵本・ちいさななかまたち) 」という絵本を読んだときに、ともぴーが「デパートって何?」と言っていたからだ。せとうちたいこさんは何でもやってみたいタイのお母さん。海に落ちてきたデパートの広告を見て、デパートへ行ってみたいと思ってしまった。帽子をかぶり、ハンドバッグを持って、ハイヒールを履いていざ出発。化粧品売り場でメイクをしてもらったり、エレベーターに乗ったり、大食堂でパフェを食べたりと、デパートをとことん楽しんだ。ところが、最後に立ち寄った地下の食品売り場で恐ろしい物を目にしてしまう。尾頭付きの鮮魚だ。「きゃーっ! もう、うちに帰りたーい!」と命からがら逃げ帰っていった……というようなお話だ。

せとうちたいこさん デパートいきタイ Book せとうちたいこさん デパートいきタイ

著者:長野 ヒデ子
販売元:童心社
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 岐阜市内にはデパートらしいデパートが1つしかないし、わたし自身もデパートで買い物をあまりする方ではない。だから、ちょろちょろ動き回るともぴーを連れて、わざわざ名古屋のデパートまで行ってみようなんて、思いもしなかった。でも、あまりに「デパートってどんなところなの?」とともぴーがうるさいので、関西にいるうちに連れて行ってみようと考えた。わたしも久しぶりに見てみたいと思ったし。最寄りの駅まで車で行って、その後は電車にのって大阪まで出た。電車に乗る機会も少ないともぴーは、駅で電車を待っているのさえ楽しそうだった。デパートに着いてみると、夏休みということもあって、子供向けにいろいろなイベントが行われていた。そこで、催事場をいくつか回ってみたのだけど、中でもともぴーには、ロボットを動かしたり、ロボットと遊んだりできたところがいちばん楽しかったようだ。ところが、ともぴーは、デパートの中にいながらデパートがどこにあるのかわかっていなかったのだ。デパートのエレベーターの中で、大声で「デパートって何階にあるの?」と聞いてきた。周りの人たちも必死に笑いをこらえている。思いっきり恥ずかしかった。「あのね、デパートってこの建物全部なんだよ。全部がデパートなの」と説明してやると、「なんだ、デパートってスーパーが上に大きくなったやつなんだ」という感想。確かに、大型ショッピングセンターに何でもそろっているもんね。横にだだっ広いショッピングセンターに比べて背が高い、ということくらいしか違いが感じられないかもしれない。子どもは値段のことなんかわかっていないし。結局、デパートを3カ所回ったけれど、子ども向けのイベントを見て、お昼ご飯を食べて、地下の食品売り場を試食しながら通り抜けただけで、何も買うことができなかった。しかも、帰りの電車の中でともぴーが眠ってしまったために、えらい大荷物を抱えて電車を降りることになってしまった。

 ともぴーも「うえへまいりまぁす (PHPわたしのえほんシリーズ) 」に出てきたデパートくらいインパクトが強いのに行っていたら、電車の中で寝たりしなかったかもしれないな。ぼくはお父さんとお母さんと3人でデパートに行った。でも、そのデパートはちょっと変なデパートだった。6階のおもちゃ売り場くらいまでは普通なのだけど、そのあとエレベーターが止まったのは、45階のすもう売り場(「しこ」だから45階なのかな?)。そこでもいろいろ買い込んだぼくたちは、91階の忍者売り場(「くのいち」で91?)、459階の地獄物産展(「じごく」で459階ということらしい)、最上階の神様特別セール(いちばん上だからカミってことだろう)へと向かった。本から何かを学び取ろうという人には不向きだけど、ただただ笑いたい人にはお勧めのばかばかしいデパートだ。でも、こんなに強烈なのに行っていたら、夜中になっても寝てくれないだろうな。まあ、「スーパーが縦に大きくなっただけ」というので納得したようだから、それでよかったということにしておこう。

うえへまいりまぁす Book うえへまいりまぁす

著者:長谷川 義史
販売元:PHP研究所
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