ともぴーの卒園式

 今日はともぴーの卒園式だった。しょせん幼稚園の卒園式だから……と思っていたのだけど、しっかり泣かされたweep。自分の卒業式でも泣いたことがないのに……。

 仏式で執り行われた卒園式。122人の卒園児が、1人ずつ名前を呼ばれて舞台に上がっていく。そして、卒園証書(大学の修了証書のようなブック型。見開きの右側が卒園証書。左側には園児がそれぞれ1人で写っている写真園庭の写真、それに、金子みすずの「私と小鳥と鈴」という詩が書かれている。かなり立派な物で驚いた)を園長先生から受け取るのに、深々と礼をしながら「ありがとうございます」と大きな声で言っていた。……これって、まるで小学校の卒業風景。ナントしっかりした幼稚園児たちなんだ!! ざわざわしているのはどちらかといえば保護者席の方で、子ども達は整然としていた

新垣  勉 - 日本を歌う - 私と小鳥と鈴と ←「私と小鳥と鈴と」歌:荒垣勉

 式次第の園長先生PTA会長さんのお話は、いつも聞き慣れているから「本当にお上手にお話されるなあ」と思って聞いていたのだけど、それが、副会長さんのお礼の言葉になった途端、が……。保護者代表の言葉としてすばらしくて、でもわざとらしくない、そんな泣けるスピーチだったものでね、つい。式の最後の園児達が保護者席を向いて歌と共に卒園の言葉を言うところなんか、園児も保護者も涙、涙。こんなに幼稚園の卒園式で親だけでなく園児まで泣くとは想像もしていなかった。普段はケロッとしているともぴーも、今日ばかりはもらい泣き。隣りにいた仲良しの男の子が大泣きしていたのでぽろぽろと涙を流していた。

 生憎の雨降りだったけれど、ありがたいことにこれまで担任して下さった先生4人(年少の時は副担任の先生がいらっしゃった)が全員今日の式に出席されていたので、帰りには一緒に写真を撮らせていただくことができたお世話になったバスの運転手さん2人とも記念撮影を。まだ、小学校に入ってからも1週間に1度は体育教室で幼稚園に行くのだけど、しっかり別れを惜しんできた。

 こんなにしっかりしている卒園児……のはずなんだけど、やっぱりともぴーはともぴーこんな日にもともぴーらしいことをやらかしてくれた。式が終わって駐車場へ向かうとき、ちゃんと道になったところを歩いてきてくれたらよかったのに、斜めの土手のようになったところを歩いてきたものだから、思いっきり滑って転んで泥だらけに。いくらもう園の制服は着ないからって、汚し収めにしちゃあ派手すぎるよ。おかげで、クラスのお別れ食事会には遅れて行く羽目になった。ともぴー、本当に小学校行ける? ちょっと心配になっちゃったよ、母は。

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お別れ遠足

 今日はお別れ遠足の日。親はついていかないけれど、年少、年中、年長の全園児が揃って同じ場所へ行く普段の遠足学年ごとに別々の日別々の場所。乗り物も園バス。それが、今日だけは大きな観光バスに乗ってみんなで出かける。1年で1度だけの特別な日だ。しかも、ともぴーたち年長さんにとっては今年が最後。昨晩はともぴーもてるてるぼうずに手を合わせて、「あしたは雨が降りませんように」と一生懸命お願いしていた。

 行き先は、晴れていれば名古屋の「東山動植物園」、が降ったら「名古屋港水族館」。……で、今日はどっちに行くのかな? 空は薄曇り。でも遠くに晴れ間が見える。なのに、時々小雨がパラパラッ。ホントに複雑な天気。まあ、帰ってきたら「どっちに行った?」って聞けばいいだけなんだけどね。

 ところで、女の子のおかあさんたちは、「お弁当、かわいいのにしてねhappy01」とというリクエストがあって大変らしい。その点ともぴーはラク。……ラクというより、工夫のし甲斐がないと言った方が正確かも。今日のリクエストは、「三角おにぎりの上の角にサケ、左の角にタラコ、右の角にウメを入れてね」と、「ハンバーグを作ってね」くらいのものだった。後は、いつもの定番おかずをご所望。①ピーマンの塩コショウ炒めとミニトマトをかわいいピックに刺した物、②ネギと桜エビと白ごま入りの卵焼き、③星形のハッシュドポテト、④メインのハンバーグ、⑤いちご……ホント簡単で助かるよcoldsweats01。①なんて、彩りを考えた結果苦し紛れに作った物なんだよ。それなのに、ピーマンとトマト好きのともぴーには妙に受けてしまってね、ここ1年は定番になっている。②も栄養のバランスはいいけれど、子ども向きのかわいいのって感じじゃない。でも、ともぴーはたまごだけで焼くよりこの方が好きなんだって。③は冷凍食品。④のハンバーグはこの間の「おネエMANS」でマロンさんが作っていたやり方で挑戦してみた(たまねぎのみじん切り電子レンジでチンして、挽肉にも少しのお水を加えるっていうの)。やってみたら本当にふわっとしたのができあがったよ。⑤のいちごは春の遠足としては定番だよね。まあ、ともぴーが「おいしい」「好き」って言ってくれるものはいつも、栄養バランスが取りやすい上に、彩りもよく、作るのも楽チン。でも、4月からともぴーが通う小学校は1ヶ月に1回お弁当持ちの日があるから、もうちょっとレパートリーを増やしておかないとね。

お弁当デコレーションセット

 さて、ともぴーたちの幼稚園は園児数360人以上というマンモス園。集合場所に送っていったら、大きな観光バスがずらーっと並んでいた。すごいっ!!eye 動物園にしても、水族館にしても、チビちゃんたちがずらーっと連なって歩くわけでしょ。他のお客さんビックリするだろうなあ。さあ、帰ってきたらどんな話をしてくれるかな? ともぴー! 年長さんなのに勝手な行動して迷子になったりしないでよね! それだけは約束してよ。

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モンゴルの響き

 ともぴーの通っている幼稚園は今年40周年。今日は、羽島市文化センター(幼稚園があるのは羽島市じゃないんだけど)で40周年の記念式典とお祝いのコンサートが開かれた。もちろん、わたしもともぴーを連れて朝から参加してきたよ。

 この1年は40周年という節目の年だったから、記念の行事がいろいろと執り行われた。例えば、昨年10月11日の記事「アフリカの調べ」の中に書いた「アフリカンダンス&ドラムコンサート」もそんな行事の1つ。おかげでともぴーたち年長さんは度々大きな舞台の上に上げてもらうこととなった

 式は仏教系の幼稚園らしく仏式で進められた。園児の代表が舞台にあがり、献灯献花お焼香をしたのだけど、みんな幼稚園児とは思えないくらいしっかりとこなしていたのでビックリさせられた。

 約1時間ほどの式が終わると、10分ほどの休憩をはさんでお祝いのコンサートが始まった。まず、前半は「モンゴル国立民族歌舞団の選抜メンバー4人による民族楽器の演奏リンベという名前の横笛(鼻で息を吸いながら、一曲を一息で吹き切るといった特殊な演奏を聴かせてもらった)、ホーチルと呼ばれる二鼓(中国の二鼓の元になった楽器。昔は胴の部分に羊の皮が貼られていたそうだけど、現在は蛇皮が用いられている。弓は馬のしっぽの毛だそうだ)、ヤタクという21弦の琴(形は日本の琴と同じだけど、片端を斜めに持ち上げて演奏する。日本の琴は爪を付けて演奏するけれど、モンゴルのヤタクは爪を付けず、指で奏でていた)、ヨーチンという名前の弦楽器(台形の木の箱に150本もの弦が張られている。それをバチで叩いて演奏していた)、それぞれの楽器の特性を活かした曲を聴かせてくれた。もの悲しい音色は、モンゴルの大草原を吹き抜ける風を感じさせてくれる。中でも、「スーホの白い馬」で有名な馬頭琴を弾きながらのホーミー(一人で歌う二重唱)はすばらしかった(ホーミーと言えば、かなり以前、まだ鉄腕DASHが深夜枠だったころに城島くんが挑戦していたのを見たことくらいしかなかったからね)。モンゴルの民族音楽だけでなく、「さんぽ」や「浜辺の歌」といった日本の曲も演奏してくれたので、子どもたちも興味深げに聴いていた。感心、感心。。。

 後半はモンゴルの歌姫オユンナさんの歌。優しく澄んだ声で「天の子守歌」や「ヒロシマの少女の折鶴」など数曲を歌い、その後、舞台に上がったともぴーたち年長児と一緒に「千の風になって」「わたしと小鳥とすずと」そして園歌の3曲を歌ってくれた。とってもいいコンサートだったよ。

 ただ、残念なことに、民族音楽という性質上同じような曲調のものが多かったためか、後半は父兄の中にも飽きていた人がいた。子どもたちが静かに聞いているのに、親がざわざわしてるのは、ちょっとね……。更に、式典にもかかわらず、帽子をかぶったままの父兄が数人いたのも気になったよ。……わたしって古い?

 アジアの民族音楽に興味があるわたしとしては、今日のコンサートを無料で聴けたことは本当にありがたかった。ホーミーと馬頭琴の演奏はしっかりビデオに撮って来ちゃったしね。ともぴーも音楽が好きなので、終わった後、「馬頭琴、よかったね」「オユンナさんと一緒に歌ってきたよ!」と興奮気味に話してくれた。確かに、10年に1度しか開かれない式典だものね。その式典に参加できたこと、しかもその年に年長さんとして舞台に上がれたことは、ラッキーだったとしか言いようがない。楽しかったね、ともぴー。

スーホの白い馬

作・大塚勇三 絵・赤羽末吉 福音館書店

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今年は18個

 今日、ともぴーは幼稚園でおもちつきをしてきた。毎年この時期に行われるおもちつき。昨年12月12日の記事「おもちのサイズ、なぞのまま」には、「雨が降ってバスステーションと事務所前の屋根のあるところでやった」と書かれている。今年もあいにくの雨模様。同じような状況で行われたようだ。ともぴーの通う幼稚園は、子どもの数だけでも360人を超えるマンモス園。全員が杵を持っておもちつきをさせてもらうのだから、大騒ぎだったことだろう。先生もバスの運転手さんも、PTAのおかあさんたちも、本当におつかれさま。

 昨年の記事では、誰よりもたくさん食べたと思っていたともぴーが、仲のいいお友だちに食べた数を負けて悔しがっている。ともぴー8個、お友だち11個。どっちにしても幼稚園児が食べたおもちの数としては多い。じゃあ、きっと小さいんだろうなと、ともぴーに大きさを尋ねてみると、答える度に大きさが違った。それで「おもちのサイズがなぞのまま」というタイトルになったわけ。で、今年はいくつ食べてきたのかというと……去年の倍以上で18個だと!! 「えーっ? 食べ過ぎだよ」と言うと、「でも、○○くん(去年とは別のお友だち)は41個も食べたんだよ」と悔しがっている。どうやら、去年よりはおもちのサイズが小さくなったみたい。おだんごサイズかな? でも……41個はすごすぎるよ。「ミカンを足すと、ぼく、20個なんだけどなぁ」なんて、むりやり数を増やすともぴー。でも、20個と41個じゃまだダブルスコアで負けてるよ。それに、おもちとミカンって合算するかぁ? とにかく、今年もたくさん食べながら、あと一歩及ばなかったともぴーだった。 

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せんせい、おめでとう!

 今日、ともぴーが年中のときに担任して下さった先生がご結婚された。挙式、披露宴の会場は幼稚園からそれほど遠くない場所。園の行事などの関係で、挙式は3時過ぎ、披露宴は夕方からだった。先生側の参列者の多くが同じ幼稚園の先生だから、こういう時間になったのだろうと思う。

 先生が近くの式場で式を挙げられることを知り、「みんなでお祝いしよう」という話が出たのは去る10月のこと。去年一緒にクラス委員をしていたおかあさんが発起人だった。彼女はとっても行動的な人。いろいろとプランを練って、先生や式のプランナーさんと交渉したり、花の注文を入れたりしてくれた。そのおかげで、わたしともう1人のおかあさんは連絡を回せばいいだけだった。もちろん、わたしも当日は撮影係として働かせてもらったけど、大変なのは当日よりも準備の段階。本当によく動く人と一緒に役員をやっていてよかったと実感した。

 最初は去年のともぴーたちのクラスだけが参加するつもりで連絡を回していた。だから、挙式と披露宴の間の短い時間に、ただお祝いの言葉を言いに行くだけという話だった。それが11月に入った頃には年少の時に担任してもらった甥っ子(ともぴーと同じ年、同じ幼稚園)のクラスにまで伝わり、11月の半ば過ぎには現在担任してもらっている今年の年少さんのところにまで話が広がっていた。そのことを知って焦ったのは発起人の彼女。現在年長さんになっている、ともぴーのクラスと甥っ子のクラスは2年間受け持ってもらった子も数人いるので、全員が参加しても40人くらい。でも、それぞれにおかあさんが付き添いで来ると80人を超えてしまう。そこに更に現在の年少さんまで加わってしまうと、子どもだけでも60人を超えてしまう。会場では他の披露宴もあるわけだし、そんなに大人数で一度に押しかけるわけにはいかなくなった。急遽プラン変更。年少さんは式と披露宴の間にお祝いをしに行き、現在年長さんになっている2クラスの子たちは、披露宴の中で「世界がひとつになるまで」という歌を歌い、その後先生にお花をプレゼントしながら一緒に写真を撮るという形になった。でも、怪我の功名というのだろうか? もう記憶が残る年頃の子どもたち。返って貴重な体験をさせてもらうことになった。特に女の子たちは、普段はショートヘアの先生が、いつもとはちがうロングヘアになり、きれいなドレスを着ている姿を見て大喜びしていた。

 披露宴の中盤、子どもたちの登場時間になると、発起人のおかあさんと撮影係のわたしは子どもたちを誘導して会場に入った(他のおかあさんたちは、披露宴会場の2階から見守るような形での参加だった)。そして、なぜか子どもたちと一緒に歌まで歌う羽目になってしまった(段取りって、あってないようなものなのね……)。その後は、子どもたちが1人ずつ先生にお花を渡し、2ショットで写真撮って退場する。その写真を撮るのがわたしの役目。緊張したけれど、何とか無事全員の撮影を終えることができ、ホッと安心した。最後は付き添いのおかあさんたちも加わり、先生と先生のお相手を囲んでの集合写真撮影。なんと、式場のプロのカメラマンさんに撮って頂いてきた。

 今日ご結婚されたのは、幼稚園で働き始めてまだ3年目の若い先生。でも、その3年間の教え子たちがほとんど今日のお祝いに参加した。本当に子どもたちによく慕われていた先生。これって、先生冥利に尽きるってものだよね。わたしも久しぶりに披露宴の雰囲気を味わってきた。先生、プランナーさん、そして、この企画を一生懸命練ってくれた発起人のおかあさん、子どもたちによい思い出を作って下さって本当にありがとう。そして、最後になってしまったけれど、先生、末永くお幸せに……。ホント、きれいでしたよ(^_-)

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(カップリング曲が「世界がひとつになるまで」)

※ 日付が代わってしまったけれど、今日=12月8日(土)です。

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ともぴーのだるまさん

 昨日は幼稚園の参観日だった。それなのに、昨日の記事はわたしの声が出なくなった話。それを知ったともぴーはとなりで大ブーイング。仕方ないなあ。昨日の参観日の話も書くよ、書くよ。

 ともぴーの通う幼稚園では、毎年この時期、土曜日の参観がある。平日には見に来られないおかあさんやおとうさんに幼稚園での様子を見てもらうためだ。この時期だから、お題はどのクラスもお正月がらみ(仏教系の幼稚園だから、クリスマスというネタはあり得ないの)。ともぴーたちのクラスはだるまさんを作った(門松やお飾りは他のクラスが作るらしい)。とは言っても、参観の1時間だけで全部を仕上げるのはムリ。新聞紙を丸めて周りに紙を貼り、絵の具を塗った後ニスでコーティングというところまでは前もってやってあった。だから、参観のときやっていたのは、いろいろな色の折り紙を使って顔を作るという作業。はさみでちょきちょき、のりやボンドでペタペタペタ。その様子を見ていたら、スモックを着ているくせにともぴーが制服にボンドやのりを付けて帰ってくるメカニズムよくわかった。

 ともぴーは工作が大好きで、日頃家でもやっているから変に余裕たっぷり。ついでに、よそのお父さんお母さんが大好きなもんで……調子に乗ったともぴーはおもしろ発言連発。ウケたと思うと更にドン! 場を盛り上げていた(?)……毎回のことだけど、穴があったら入りたかったよ、母は。。。たぶん、父も。

 で、できあがっただるまさんを見てみると……背中の方にまで金や銀の飾りがついていた。なかなかのいい出来。だけど更によく見ると……? 後ろや横の飾りは顔になっているのかな? ともぴーの説明によると、「太陽の塔だるま」なんだって。「顔の数は太陽の塔に勝っているよ」と自慢していた。……よっぽど、印象に残ってるんだね。太陽の塔の後ろの顔。

 今日はだるまさんを作った話だったから、だるまさんが出てくるちょっとレトロな絵本を紹介することにしよう。だるまちゃんシリーズはこれまでもいろいろと紹介したけど、これまでに紹介していない分で、これからの季節によさそうなところ「だるまちゃんとうさぎちゃん 」はどうかな? ちょっと古い絵本だから、昔映画やテレビで人気があった「丹下差善」や「座頭市」なんて名前が出てくる。それが何なのかわからないお父さんやお母さんは、もしかしたら読みながら「どうしよう」と思うかもしれない。でも、中に出てくるうさぎちゃんたちも知らないので、だるまちゃんが何とかわかるように説明してくれるから安心して。だるまちゃんが一生懸命「ゆきだるま」や「丹下差善」を説明してあげたり、だるまこちゃんと一緒に「ゆきうさぎ」や「手袋人形」を作ってあげたりする。おうちでは、おかあさんがいろいろとうさぎちゃんたちをもてなしてくれるし、ちょっとほっこり、あったかい気持ちになるお話だ。手袋人形の作り方うさぎナプキンの折り方うさぎりんごだるまりんごの切り方なども載っているので、見ながら作ってみるのも楽しいかもしれない。これからの季節、見かけたらぜひ手に取って読んでみてね。

だるまちゃんとうさぎちゃん

著者:加古里子 福音館書店

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やきいもパーティー

 ともぴーたち年長さんは、今日、幼稚園で「やきいもパーティー」をしてきた。先日掘ってきたおいもを、これまた先日稲刈りしたときに出たもみ殻で焼いたのだとか。「あれ? 去年、やきいもあったっけ?」と聞いたら、「年長さんだけのおたのしみなんだよ」という返事。へぇぇ……いいなあ、年長さん! アルミホイルと新聞紙でくるんだおいもをもみ殻と黒い石(実際は炭かもしれない。でも、ともぴーは「真っ黒な石」と言っていた。もしかして、本当に石焼き芋につかうような石を混ぜていたのかもしれない)でじっくりと焼いたおいもは、とってもほくほくしておいしかったそうだ。「うちでも、またやろうね」なんて、うれしそうに言うともぴー。でも……うちじゃできないんだよなあ、やってあげたいのは山々なんだけど。 

 いつ頃からなんだろう。たき火を見かけなくなった。都会じゃかなり昔から、落ち葉炊きなんか路上ではできなくなっているのかもしれない。わたしも札幌に住んでいた幼稚園~小2の頃にやった記憶だけだ。だから、今の子は「垣根の垣根の曲がり角……」で始まる「たき火」の歌をイメージできないかもしれないね。下手すると、親も説明できないかもしれない。まだうちの近所には田んぼや畑がたくさん残っているから、野焼きみたいなのはあるんだけど、それは田んぼや畑の中のわら山に日を付けたり、地面を焼いたりしているものだからね。「当たろうか? 当たろうよ」というわけにはいかない。わたしがともぴーくらいの頃は、家の前がちょうど袋小路の突き当たりだったこともあって、近所の子と一緒に落ち葉や小枝をかき集めてきては、おかあさんたちにたき火をしてもらっていた。もちろん、新聞紙にくるんださつまいもを入れるのはお約束。あのとき食べたやきいものおいしさを伝えるのはもうムリなのかな? と思っていたところだったから、今回、たき火で焼いたおいしいやきいもを食べさせて下さった幼稚園の先生方には感謝、感謝。この味、きっと忘れないと思うなあ。

 さて、今日はともぴーが楽しくておいしい「やきいもパーティー」をしてきたから、紹介する絵本も楽しいやきいもパーティーのお話にしよう。「ばばばあちゃんのやきいもたいかい」という絵本だ。ある日、子どもたちと落ち葉をかき集めてたき火を始めたばばばあちゃん。勢いでやきいもたいかいをすることになった。でも、あのばばばあちゃんがやることだ。ただのやきいもたいかいで終わるはずがない。「焼いてみたらおいしそう」と思えるものを次から次へと火の中へ入れていった。さつまいも、じゃがいも、さといもといったおいも類から、りんご、みかん、かき、バナナといった果物、マシュマロ、カステラ、おまんじゅうといったお菓子まで……チーズなんかも入れてたなあ。絵本の中の男の子も言っていたけれど、これぞ「なんでもやきたいかい」といった感じ。みんなで焼いたおいもは格別。でも、たくさん焼いたから、当然食べきれずに残った分もある。それらは干しいもにしたり、じゃがいもパンケーキにしたり……木にひもでつるして鳥のえさにもしてたなあ。ぜひ、ばばばあちゃんのご近所さんになりたいと思うわたし。もちろん、ともぴーをばばばあちゃんの元に遣わして、おこぼれにあずかる魂胆だ。

ばばばあちゃんのやきいもたいかい

著者:さとうわきこ 福音館書店

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竜宮城に二段ベッド

 昨日(11月11日)は、ともぴーたちの幼稚園の作品展だった。絵を描いたり工作したりするのが大好きなともぴー。毎日はりきって幼稚園に行っていた。おかげで毎日のように制服のズボンをボンドだらけして帰ってきた。クラスごとにいろいろなテーマで作品を作るのだけど、ともぴーたちのクラスのテーマは「浦島太郎」。毎日うちに帰ってくると、「今日はカメを作ったよ」「今日はこうらに色を塗ったよ」「今日は魚の版画を作ったよ」「今日は浦島さんの人形を作ったよ」「先生に聞いたら、玉手箱は作らないって言ってた」「竜宮城を作ったよ。竜宮城は2階建てでね、中にお風呂もクーラーもテレビも冷蔵庫も作っちゃった」と報告してくれたともぴー。ある日、ともぴーが「今日はベッドを作ったんだよ」と言ったので、「竜宮城にベッドがあるの?」と聞きかえしたら、「普通のベッドと二段ベッドがあるんだよ」という返事だった。「えーっ? 竜宮城に二段ベッドがあるの?」とわたしが驚いたら、「だって、カメと乙姫と浦島太郎だから、寝るところが3つ要るでしょ」だって! たぶん、同じ年のいとこがつい最近二段ベッドを買ってもらって、妹とそのベッドに寝ていることを聞いたからだろう。二段ベッドにあこがれがあるんだろうね。一人っ子のともぴーには縁のないものだし。乙姫さまとカメが二段ベッドで寝るのか……。ともぴーの乙姫様は、えらく庶民的なお姫さまのようだ。

 作品展の当日になって、実際に展示されているのを見てみると、予想以上に上手作ってあった。去年とは比べものにならないほどだ。それはともぴーに限ったことではない。上手下手の個人差は当然あるけれど、確実にどの子も前の年より成長していると思う。年少、年中、年長全部のクラスを見るとその成長ぶりがよく感じられた。園児全員が全部のクラスをきちんと回って作品を見られるように、全クラスの名前が書かれたカードをあらかじめ渡される。そのカードにそれぞれのクラスに置かれているシール(クラスによってシールの種類が違う)を貼りながら見学し、全部のシールを貼り終えたらおみやげをもらえるようになっていた。ことしのおみやげはかわいらしいゾウのぬいぐるみが2つ(「なぜ、ぞうなんだろうね?」とともぴーは不思議がっていたけれど)。途中雨がパラパラしたものの、無事作品を見て回ることができて何よりだった。……けど、明日は作品を持って帰るための紙袋を持たせなければならない。あんな大物を入れられる紙袋、うちにあったかなあ? カメも竜宮城もかなり大きいんだけど……。

 さて、今回はともぴーたちのクラスのテーマが「浦島太郎」だったから、絵本も「浦島太郎」の話にしよう。浦島太郎は日本に古くから伝わるおとぎ話の1つで、風土記や御伽草子、万葉集など、様々な文献に記述が見られる。ある日、浜辺で子どもたちにいじめられていたカメを心優しい浦島太郎が助けてやった。数日後、漁に出た浦島太郎のところに助けてカメがやって来て、お礼をしたいからと浦島太郎を背中に乗せて竜宮城へ連れて行く。そこには美しい乙姫がいて、浦島太郎は一緒に楽しい時を過ごすことができた。でも、しばらくすると、地上に残してきた母親が心配になり、帰りたいと言い出す浦島太郎。そこで、乙姫は浦島太郎に玉手箱を手渡すのだった。でも、なぜか、「決して開けてはいけませんよ」と付け加えて。浦島太郎が元の世界に戻ってみると、全く見たことのない風景が広がっていた。自分の家を探しても見あたらない。近くを通りかかった人に自分の家のことを尋ねてみると、時が何百年も経っているということがわかった。絶望した浦島太郎。つい玉手箱のふたに手をかけ開けてしまった。中からは白い煙が出てきて、一瞬にして浦島太郎は白髪のおじいさんになってしまったのだった……というのが一般的に知られている内容。でも、古典の中には、竜宮城が海の中にないものや、地上に戻ってきた浦島太郎が両親の墓を探すもの、玉手箱を開けた浦島太郎がツルに姿を変えて飛んでいくもの、浦島太郎自身が死んでしまうもの、など今とは違った形の物がたくさんある。現在売られている絵本の中にも、助けたカメ自身が乙姫様だったというものがあって、それをともぴーに読み聞かせしたとき、ずいぶん驚かれた覚えがある。だから、竜宮城に二段ベッドがあってもいいのかもしれない。二段ベッドにカメと寝ているような庶民的な乙姫様がいてもいいのかもしれないなあ。

 そうそう、今年の作品展は、ともぴーたちのクラスの「浦島太郎」の他に「桃太郎」と「金太郎」をテーマにしているクラスがあった。ともぴーいわく、「竜がないのが惜しいなあ」と。今放送中の「仮面ライダー電王」の中に出てくるイマジンが、良太郎くんがイメージした桃太郎(モモタロス)、浦島太郎(ウラタロス)、金太郎(キンタロス)と竜(リュウタロス)だかららしい。まさか、そのためにこういうテーマになった訳じゃないと思うんだけどなあ、おかあさんは。

おとぎ草子 (岩波少年文庫) 浦島太郎 (新・講談社の絵本)

うらしまたろう (日本傑作絵本シリーズ)  世界名作ファンタジー 41 うらしまたろう  

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盛りだくさんの秋

 しばらく更新できずにいる間に、すっかり秋らしくなってしまった。わたし個人は気管支炎が悪化した上に副鼻腔炎にもなってしまって絶不調なんだけど、ともぴーは毎日が楽しくてしょうがない様子。秋はおもしろい行事がいっぱいだもんね。特に今週はおいしくて楽しい行事が連続してある。

 昨日は農林高校のお兄さんお姉さんたちに教えてもらいながらカマを使って稲刈りをしてきた。ともぴーの言葉を借りると「お米の赤ちゃん(苗のことをそう言っていた)がいつの間にかぼくたちくらいの大きさになってて、先っぽにたくさんお米がくっついてた」そうだ。秋口に「スズメにちょっぴりお米を食べられちゃった」と聞かされて、大きいかかしを作ったともぴーたち。ともぴーのクラスはトトロのかかしだと言っていた。そのトトロたちがスズメを追い払ってくれたおかげでたくさんのお米が穫れたようだ。「すごいんだよ。かまで稲の束を切るとザクッて音がするの!」とともぴーは興奮気味に教えてくれた。今年の稲刈りの様子は岐阜放送の夕方のニュースで紹介されると幼稚園からメールが入っていたから録画してみたら、しっかりともぴーが写っていた(稲刈りをしているところではなかったけどね)。ちょっとラッキー! 12月にみんなでお餅つきをするのが楽しみだね。

 明日はいもほり。去年は大きなおいもが穫れたけど、今年はどうかな? たくさん穫れるかな? 穫ってきたおいもは何にして食べようか? ともぴーはおいも類が大好きなんだけど、パパは苦手だからなあ。おかずには使いにくい。あんまり大きいおいもだと、スイートポテトを作っても大学いもを作っても大量にできてしまうよ。ともぴー、ほどほどの大きさのを持ってきてね……なんてムリな注文か。幼稚園児はとにかく大きいのがうれしかったりするもんね。

 とにかく、ともぴーたちがいろいろな体験をさせてもらって、いろいろと発見して帰ってくるこの季節。絵本もそんな感じの物を紹介することにしよう。「まめうしのびっくりなあき」という絵本だ。豆粒のように小さな子牛のまめうしと、これまた粒のように小さな子豚のつぶたは大の仲良し。今日もいつものように元気に飛び出していった。出がけにお父さんが言った「秋はビックリすることがいっぱいだぞ~」という言葉が気になっていた2人。森に入ってみたら、本当だった! この間まで緑色だった葉っぱが赤くなっていたり、どんぐりがたくさん落ちていたり、イガイガの栗や柔らかく熟した柿が頭の上に落ちてきたり……。特に、頭に乗った柿を食べながら走っていくまめうしたちがかわいらしい。土の中から掘り出した大きな大きなおいもを食べたら、おならも大きいのがたくさん出てしまうし、とにかく秋はビックリすることだらけ。空にどーんと出てきたまんまるのお月様にもビックリさせられていた。次の朝、ちょっと体が大きくなったかも……と思っているまめうしのところに、ドスンドスンという地響きが近づいてきた。見てみると……えっ? 巨大なつぶた?  種明かしは絵本を読んで確かめてみてね。

 今週土曜日は、農業フェスティバルの開会式に参加するともぴーたち。「岐阜県の野菜の歌(「ぎふのやさいで1☆2☆3」というタイトルらしい)を歌う」とか言っている。……あぁ、アピタの野菜売り場でたまにかかっていたりする歌ね。野菜がいっぱい穫れる岐阜県らしい歌なんだよね。

食べよう 食べよう 食べよう
僕らの野菜は生きてる 体の中で生きてる
あの子とけんかをしちゃったけれど、仲直りできるかな?
トマトを食べて考えた ニンジン食べて考えた
明日ごめんと言ってみよう(1,2,3ハイ!)
いちいちイチゴ、人気のニンジン 山菜万歳 シイタケGO!
ロックのリズムで梨 なす キャベツ キュウリとトマトまとめてGET!
安全な岐阜県の野菜

と言う歌詞。一度聞いたら頭の中をグルグル回る歌だよ。おしりかじり虫くらい。土曜日に聞いちゃったら、今月いっぱいはこの歌、頭の中を回るなあ。

まめうしのびっくりなあき

作・絵:あきやまただし  PHP研究所 

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アフリカの調べ

 ともぴーの通う幼稚園は今年で開園40周年。今日は、その記念事業として行われたアフリカンダンス&ドラムのコンサートを見に行ってきた。サラマンカホールという県庁近くの大きくて立派なホールを借り切っての行事。後ろの方の席を保護者にも開放して下さると言うので、ママ友だちと誘い合わせて見に行った。演奏と踊りは、遠くアフリカからやって来たご家族7人とそのお友だち(岐阜在住)の総勢10人によるもの。その中には5歳~11歳までの子どもさんが4人も含まれていた。ジャンベというヤギの皮を張ったドラムと、ドゥンドゥン、サンバン、ケンケニという毛が生えたままの牛の皮を張ったドラム(それぞれの名前は音に由来する)、ひょうたんの中にビーズを入れたマラカスのような楽器、それと歌で表現された音楽。歓迎や収穫の喜びを表す民族ダンス。わたしたちが通常思い浮かべるコンサートとは明らかに違った。でも、聞いていると自然と体が動き出す。魂に直接訴えかけるような音楽だった。きっと、それが小さな子どもたちにはよかったんだろう。最初のうちはそれぞれの席で体を揺らしていただけの子どもたちも、最後は舞台に上がって一緒に踊り出した。もちろん、うちのともぴーもね。なかなか聴く機会の無いアフリカの民族音楽。大人のわたしも楽しく聴かせてもらった。

 さて、今日はアフリカの音楽と踊りを見てきたから、絵本もアフリカを舞台にした物を紹介することにしよう。「ライオンのしごと 」という絵本だ。舞台はタンザニアの草原。ヌーを襲ったライオンが裁判にかけられた。弱肉強食の世界で弱った動物を食べるライオンは悪なのか? 立場の違う8つ証言。最終的に下された判決は……? 絵本だけど、かなり深い内容。だから、小学校の高学年くらいに向いているかもしれない。大人が読んでもなかなかおもしろい絵本だった。

 今日のご家族はアフリカの何という国から来た方だったのか、ちょっとわからなかったけれど、ジャンベというドラムは西アフリカの民族楽器だから、西アフリカ地域のどこかから来られた人たちだったんだろう。ジャンベの形は国や地域によって微妙に違うらしいから、もっとよく見てきたらわかったかな? 今日見た収穫の踊り。振り付けは日本の炭坑節の「掘って、掘って、また掘って」によく似ていた。あれは何の収穫を表していたんだろう? 今、日本は実りの秋。ともぴーたちの幼稚園でも今月は芋掘り、稲刈りといった行事が続く。アフリカでも収穫はこの季節なのかな? ……なんてことをいろいろ思いつつ楽しく見させてもらった。

ライオンのしごと

作:竹田津実 絵:あべ弘士

偕成社

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